🧲 まずは、3つのルールを覚えよう
中学受験で出てくる磁気の単元は、3つのルール を覚えればだいたい解けます。
- ①コイルの磁力線(棒磁石とそっくり)
- ②コイルの極の決め方(右手の法則)
- ③電磁石の磁力の強さ(3つの要素)
1
コイルの磁力線
導線を 何回も巻きつけたもの を コイル という。 コイルに電流を流すと、コイルは 棒磁石とそっくり の働きをする。
- ●磁力線は N極から出て、 空中を回って S極に入る
- ●コイルの 内側に強い磁力線 が集まる
- ●コイルだけでも磁石の働きをするが、中に鉄芯を入れるともっと強くなる(電磁石)
2
コイルの極(右手の法則)
コイルの磁力線が 出てくる方が N 極、入ってくる方が S 極。 電流の向きを反転すると N と S が入れ替わる。 どちらが N かは 右手 で確かめられる。

- 1右手で「いいね👍」の グッドサイン をつくる
- 24本の指(にぎった方) を 電流の向き に合わせる
- 3立てた親指 の指す方向 = N 極
⚠️ 必ず 「右手」 を使うこと。左手だと逆になっちゃうので注意!
💡 電磁石モード で「電流の向き」をトグルすると N/S が入れ替わるのを目で見て確かめられる。
3
電磁石の磁力の強さ
コイルの中に 鉄芯(てっしん) ——主に 軟鉄(やわらかい鉄)—— を入れたものを 電磁石 という。鉄芯が磁石になることで、コイルだけのときよりも 磁力がずっと強くなる。 さらに、電磁石は 電気を切ると磁力が消えるので、スイッチで磁石を ON/OFF したい用途に使われる。
磁力の強さを決める 3 つの要素
🔋① 電流の大きさ
電池をふやす(直列にする)と電流が大きくなり、磁力が強くなる
🌀② コイルの巻き数
巻き数を多くすると磁力が強くなる
🪨③ 鉄芯の有無
鉄芯を入れると、コイルだけよりも格段に強くなる
💡 中受の頻出: 「電池2倍 → 磁力2倍」「巻き数3倍 → 磁力3倍」という 比例の関係。 実験表から「他の条件を揃えて1つだけ変えた組」を見つける 変数統制問題 が定番。
次は自分で動かしてみよう
スライダーやスイッチを動かせば、ルールが目で見て分かるよ。