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中学受験 生物図鑑
🫀 人体のしくみ

消化のしくみ

食べ物が口から入って肛門から出るまでの道のりと、 そこではたらく 5 つの消化液を整理します。

唾液腺唾液腺食道肝臓胆のう総胆管十二指腸(小腸の最初・25cm)↓ここから小腸すい臓すい管小腸約6m大腸水分吸収肛門蠕動運動筋肉で押し下げる柔毛で吸収血管・リンパ管へ水分を吸収便がだんだん固まる唾液デンプンを分解胃液タンパク質を分解 (+酸)←ここから出る胆汁脂肪を乳化(酵素なし)ここから出る→すい液3大栄養素ぜんぶ分解腸液最終分解
紙芝居 — 左の図と連動。クリックでジャンプ
色と記号の見方
主人公(食べ物)デンプン → ブドウ糖タンパク質 → アミノ酸脂肪 → 脂肪酸+グリセリン

主人公のまわりにある3色の小さな玉が栄養素。消化されると小さくちぢんでいくよ。

消化液は主人公が通る部位だけでドバッと湧き出る:青=唾液緑=胃液黄緑=胆汁ピンク=すい液黄=腸液

食べ物が通る道を消化管とよびます。 順番は 口、 食道、 胃、 小腸、 大腸、 肛門。 この消化管に、 だ液せん・肝臓・胆のう・すい臓が消化液を送りこんで分解を進めます。

主な消化液とそのはたらきは次のとおりです。

  • だ液 (アミラーゼ): デンプンを麦芽糖に分解します。
  • 胃液 (ペプシン): タンパク質を分解します。
  • 胆汁: 肝臓でつくり、 胆のうにためてから出します。 脂肪を細かい粒に分ける (乳化) はたらきがありますが、 消化酵素は入っていません。
  • すい液: 三大栄養素 (デンプン・タンパク質・脂肪) を全部分解できる、 強力な消化液です。
  • 腸液: 最後の分解を担当します。

吸収はおもに小腸で行われます。 内側に生えている柔毛 (じゅうもう) の毛細血管に糖やアミノ酸が、 リンパ管に脂肪が入っていきます。 大腸では残った水分を吸収します。

⭐ 中受で問われるポイント

・消化管は、 口・食道・胃・小腸・大腸・肛門の順。 ・三大栄養素を全部分解できるのはすい液。 ・吸収は小腸の柔毛で行う。 ・大腸の役目は水分の吸収。

⚠️ 引っかけ・誤答ポイント

・胆汁には消化酵素がない (脂肪を乳化するだけ)。 ・胆汁は肝臓でつくられ、 胆のうにためてから使う。 ・胃液で分解できるのはタンパク質だけ。 デンプンは分解しない。 ・肝臓は消化液をつくるが、 食べ物が通る消化管ではない。

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