🫀 人体のしくみ
消化のしくみ
食べ物が栄養になるまでを、動く図で。消化・吸収のつながりを見てみよう。
BODY EXPLORER / DIGESTION
食べ物は、どこでどう変わる?
消化液が出る、混ざる、吸収される。臓器を押して、中の動きを観察しよう。
観察のしかた
消化器のマップ名前をタップして観察
食べ物の位置食べ物が通る消化管
マップは道順、拡大図は選んだ部位の働きを示します。実際には複数の部位が同時に働きます。消化液の色・粒の数・大きさ・速さは、区別しやすくした模式表現です。
01
消化すると、何になる?
大きな栄養素を、吸収できる小さな物質へ。
デンプン
デンプン→ブドウ糖
だ液・すい液などではたらく酵素によって、段階的に分解されます。
タンパク質
タンパク質→アミノ酸
胃液・すい液などではたらく酵素によって、段階的に分解されます。
脂肪
脂肪→脂肪酸など
胆汁が消化を助け、すい液などではたらく酵素によって分解されます。
「脂肪酸など」には、モノグリセリドも含まれます。すい液の酵素は、脂肪を主にこの2つへ分解します。粒の図は分解のイメージで、実際の形や個数を表すものではありません。
02
消化液を、横に比べる。
「どこでつくるか」と「何にはたらくか」をセットで。
| 消化液 | つくられる場所 | 主なはたらき | 覚えるポイント |
|---|---|---|---|
| だ液 | だ液せん | デンプンを分解 | アミラーゼを含む |
| 胃液 | 胃 | タンパク質を分解 | ペプシンを含む |
| 胆汁 | 肝臓 | 脂肪を細かい粒にする | 消化酵素はない/胆のうにためる |
| すい液 | すい臓 | デンプン・タンパク質・脂肪を分解 | 3つすべてにはたらく |
| 腸液など | 小腸 | 小腸の壁の酵素などが消化を仕上げる | 小腸は消化と吸収の場 |
胆汁は「はさみ」の役目ではありません。 大きな脂肪のかたまりを細かい粒に分け、消化酵素がはたらきやすくします。
03
吸収の入り口は、小腸の「柔毛」。
じゅうもう、と読むよ。小さな突起がたくさん並んでいます。
栄養分によって、入る道が違う。
ブドウ糖・アミノ酸 → 毛細血管
脂肪の成分 → 主にリンパ管
脂肪の成分は柔毛の細胞に取り込まれたあと、再び脂肪につくり直されるなどして、主にリンパ管へ。その後、血液に合流します。
ブドウ糖やアミノ酸は毛細血管から血液で運ばれ、まず肝臓を通ります。1本の柔毛の中に、毛細血管とリンパ管の両方があります。
CHECK YOUR UNDERSTANDING
わかった、を確かめよう。
図で見たしくみを、3問でおさらい。
QUESTION 1 / 3
胆汁をつくるのは、どの臓器?
しくみの参考:NIDDK — Your Digestive System & How It Works、消化・吸収の詳しいしくみ(OpenStax)。図は学習用に作成した模式図です。
