🌿 植物のしくみ
紅葉 vs 黄葉
赤くなるしくみと黄色くなるしくみは別物。 アントシアニンと色素分解の話。
同じ「秋に色が変わる」 でも、 赤と黄ではしくみが違う。
| くらべる項目 | 紅葉 (赤くなる) | 黄葉 (黄色くなる) |
|---|---|---|
色 | 赤色 アントシアニンによる | 黄色 もとからある黄色色素が見えるようになる |
色が変わるしくみ | 葉にたまった糖が赤い色素(アントシアニン)を新しくつくる 光合成で作られた糖が枝に運ばれなくなって葉にたまり、 日光があたって赤くなる | 緑の色素(クロロフィル)が分解されて、 もとから葉にあった黄色色素が見えてくる 気温が低くなると緑色素が壊れる |
色素を新しく作る? | 作る (アントシアニン) | 作らない (もともとある色が出てくるだけ) |
代表例 |
📷 代表例の写真
📷 画像クレジット (Wikimedia Commons) (8件)
- カエデ(モミジ) — Photo by David J. Stang / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia
- サクラ — W. Bulach / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia
- ウルシ — Aomorikuma / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia
- カキ — Joe Ravi / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia
- イチョウ — Atlas Þə Biologist / CC BY 4.0 / Wikimedia
- カラマツ — Diego Delso / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia
- ポプラ — LBM1948 / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia
- ケヤキ — 小石川人晃 / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia
🎯 紅葉が起こる条件
紅葉も黄葉も 落葉樹 で起こります。 秋に葉と枝のあいだに「離層」 という壁ができて、 葉でつくった糖が枝に運ばれなくなる → 葉に糖がたまる、 気温が下がる、 日光があたる、 という条件で赤い色素(アントシアニン)が生まれます。 だから日当たりの良い場所ほどあざやかな紅葉になります。
引っかけポイント
- 黄葉は色素を 新しく作らない。 もともと葉にあった黄色色素(カロテノイド)が、 緑色素(クロロフィル)の分解で見えてくるだけ。
- カラマツは裸子植物 なのに落葉する珍しい針葉樹。 例外として頻出。
- 常緑樹 (ツバキ・スギ・マツなど) は紅葉せず、 一年中緑のまま。 葉は少しずつ古いものから落ちていく。
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