体の一部・動物・気持ちなどの言葉を使った慣用句です。意味と例文で使い方を確かめましょう。このページでは、慣用句508語を、読みの五十音順に、意味と例文をつけてのせています。
ゲームでは、意味を手がかりに、ことばの□に入る字やことばを4つの中から選びます。ゲームのコースは学年別(小4・小5・小6・入試)で、このページの種類のことばもまざって出ます。意味の文と例文は、小学生に分かるように LEFY が書いています。
あまりのことに、あきれてものも言えない。
例文:宿題を一つもしないで遊んでいたと聞き、母は開いた口がふさがらないようすだった。
相手の話に合わせて、うなずいたり短い言葉を返したりする。
例文:先生の話に、みんなが時どきうなずいて相づちを打った。
ひどくおこって、顔や首のすじがうき出るほど、はげしくこうふんする。
例文:弟にゲームをこわされて、兄は青筋を立ててどなった。
元気だった人が、急にしょんぼりして元気をなくすようす。
例文:テストの結果を見た弟は、青菜に塩のようにだまりこんだ。
相手の言いまちがいや小さな失敗を取り上げて、せめたりからかったりする。
例文:兄は、わたしの言いまちがいのあげ足をとって笑った。
いばって、相手に命令して思いのままに働かせる。
例文:あの社長は、社員をあごで使うので、みんなにきらわれている。
ひどくつかれて、もう動けなくなるほどくたびれること。
例文:山道が長く続き、みんなあごを出してしまった。
気持ちがうわついていて、落ち着かない。
例文:あしたの遠足が楽しみで、足が地に着かない気分だった。
にげた者や悪いことが、手がかりから見つかる。
例文:どろぼうは、現場に落とした財布のせいで足がついた。
使うお金が、予定していた金額より多くなること。
例文:おみやげを買いすぎて、旅行の予算から足が出た。
今まで通っていた場所へ、だんだん行かなくなる。
例文:店員の態度が悪くなってから、その店には足が遠のいた。
人が来たり行ったりしなくなる。
例文:閉店のうわさが広まり、店に来るお客の足が途絶えた。
食べ物がすぐにいたんだり、商品がすぐ売れたりする。
例文:夏のさしみは足が早いから、買ったらすぐに食べよう。
ずっと歩いたり立ったりして、足がひどくつかれること。
例文:一日中歩き回り、夕方には足が棒になった。
とくに考えなくても、自然とその場所へ行ってしまう。
例文:なやみごとがあると、ぼくは自然と図書館に足が向く。
みんなで、行動や考え方がばらばらにならないよう合わせる。
例文:クラス全体で足並みを揃えて、合唱コンクールにのぞんだ。
行き先を決めず、歩くのにまかせて歩き続ける。
例文:足に任せて知らない町を歩くのが、ぼくの休日の楽しみだ。
物がちらかっていて、歩く場所もない。
例文:兄の部屋は本や服がちらかって、足の踏み場もない。
相手の弱みにつけこんで、自分に都合よくあつかう。
例文:売り手は、急いでいる客の足元を見て、値段を高くした。
悪いことをやめて、まじめな生活にもどること。
例文:かれは悪い仲間と別れ、ようやく足を洗った。
電車やバスが止まり、移動する手段をなくす。
例文:大雪で電車が止まり、通勤の人たちは足をうばわれた。
相手のすきをついて、思いがけない失敗に追いこむ。(「足元をすくう」とは言わない)
例文:強い相手でも、ゆだんすると足をすくわれる。
予定していたところより、さらに遠くまで行く。
例文:旅行のついでに、足をのばして有名な温泉まで行った。
わざわざそこまで出かけて行く。
例文:人気のパン屋さんに、遠くからでもわざわざ足を運ぶ人が多い。
仲間の努力のじゃまをして、うまくいかなくすること。
例文:一人のミスがチームの足を引っぱってしまった。
一度うまくいったことが忘れられず、またやりたくなる。
例文:一回ほめられて味をしめた弟は、毎日手伝いをしたがる。
相手に引け目があって、対等にふるまえない。
例文:私は姉に宿題を手伝ってもらうので、姉には頭が上がらない。
解決がむずかしくて、どうしたらよいかなやむ。
例文:宿題がたまりすぎて、どこから手をつけるか頭が痛い。
ものごとをすばやく、正しく考える力がある。
例文:あの先生は頭が切れて、むずかしい質問にもすぐに答える。
りっぱな行いに感心して、うやまう気持ちになる。
例文:毎朝早く起きて町をそうじする人たちの努力に、頭が下がる。
思い通りにならず、はげしく腹が立つ。
例文:約束をやぶられて、頭にきて言い返してしまった。
強く心に残って、なかなか忘れられない。
例文:昨日見たこわい映画の場面が、頭にこびりついてねむれない。
相手が勝手なことをしたり、力をのばしたりしないように、おさえつける。
例文:弟が調子にのらないように、兄はいつも頭を押さえている。
うまい方法が思いつかず、すっかりこまりはてる。
例文:しゅくだいが山のように出て、弟は頭を抱えている。
よい考えを出そうと、あれこれ工夫して考える。
例文:この算数の問題には、クラスのみんなで頭をひねった。
こうふんした気持ちをしずめて、落ち着く。
例文:けんかをした二人は、少し頭を冷やすために別の部屋に行った。
かみの毛をそり落として、ぼうずになる。おわびの気持ちなどを表す。
例文:かれはしっぱいの責任をとって、頭を丸めておわびした。
手おくれになって、今さらどうにもならないこと。
例文:宿題を忘れたと気づいたのは家を出たあとで、後の祭りだった。
仕事や用事のと中で、おしゃべりをしてなまける。
例文:おつかいをたのんだのに、どこで油を売っているのか帰りがおそい。
失敗や悪いことをした人を、きびしくしかる。
例文:ちこくを重ねた弟は、母にたっぷり油をしぼられた。
思いがけないことに出あって、ひどくあわてる。
例文:急に先生に名前を呼ばれて、泡を食って立ち上がった。
人をだしぬいて、すばやく利益を得るほどぬけ目がないこと。
例文:商売の世界は、生き馬の目を抜くようなきびしさがある。
組んで物事を行う相手と、動きや気持ちがぴったりそろう。
例文:ダブルスのふたりは息が合っていて、むだのない動きをしていた。
人気や活やくなどが、長い間とぎれずに続く。
例文:あの歌手は息が長く、十年たった今でも人気がある。
きんちょうして、動かずに静かにようすをうかがう。
例文:ゴール前の場面で、客席は息を凝らしてボールのゆくえを見守った。
音を立てず、かくれて静かにして、気づかれないようにする。
例文:かくれんぼで、ぼくはおし入れの中で息を殺しておにを待った。
いそがしい合間に、ひと休みして体や心を楽にする。
例文:宿題のとちゅうで息を抜いて、少しお茶を飲んだ。
おどろいたり感動したりして、一しゅん息が止まったようになる。
例文:満開の桜がいっせいにちる光景に、みんな息を呑んだ。
止まりそうになっていたものが、また元気に動き出す。
例文:売り上げが落ちこんでいた店は、新しいメニューで息を吹き返した。
調子にのってやりすぎて、失敗する。
例文:まだ決まってもいない遠足の行き先を友だちに話してしまい、勇み足を踏んだ。
おたがいに同じことをくり返すだけで、いつまでも終わらないこと。
例文:新しい手口と対策のいたちごっこで、さぎはなくならない。
仕事や役目になれて、ふるまいがしっくりなじんでくる。
例文:新任の先生も、教室で話すようすがすっかり板についてきた。
対立する二人の間に立たされて、どちらにもつけず困ること。
例文:友だち二人のけんかのあいだで、板挟みになってしまった。
うまくいくかわからないが、思いきってやってみる。
例文:残り時間がないので、一か八か、最後の問題に全部をかけた。
経験や知識の面で、ほかの人よりいくらか上であること。
例文:ピアノでは、長く習っている姉に一日の長がある。
相手がすぐれていると認めて、敬意をはらう。
例文:勉強も運動もよくできる山田さんに、クラスのみんなが一目置いている。
かなわない相手に、かげで強がって文句を言うこと。
例文:試合に負けたあとで文句を言うのは、犬の遠吠えのようなものだ。
つまらなくて、だれも関わりたがらない。
例文:「夫婦げんかは犬も食わない」と言って、祖母は笑って見ていた。
それがなければ助からないほど、たよりにしているもの。
例文:山でまよい、持っていた水だけが命の綱だった。
苦しいことやこんなんが、たくさん待ちうけている道のり。
例文:新しい分野にちょうせんするのは茨の道だと、かくごしている。
せまい場所に、たくさんの人がぎゅうぎゅうにこみ合うようす。
例文:夏休みのプールは、芋を洗うようなこみようだった。
ひどくおどろいたりこわがったりして、顔が青ざめる。
例文:暗いトンネルで急に大きな音がして、みんなが色を失った。
おこって、顔つきが急に変わる。
例文:うそをついたと言われて、かれは色をなして言い返した。
心配ごとなどがあって、元気のない顔つき。
例文:試合に負けた兄は、一日じゅう浮かぬ顔をしていた。
不安や心配で、気持ちが落ち着かなくなる。
例文:負けが続くと、チームは浮き足立って、ミスを重ねてしまった。
ただ集まっただけで、まとまりのない人々。
例文:経験のない人ばかり集めた烏合の衆では、強いチームには勝てない。
あることをきっかけに、同じようなものが次々とあらわれるようす。
例文:新しい店が、雨後の筍のように駅前に次々とできた。
物事の進み方が、とてもおそいこと。
例文:工事は牛の歩みで、なかなか終わらない。
心残りがあって、その場を去るのがつらい。
例文:ゲームの続きが気になって、後ろ髪を引かれる思いで家を出た。
あることにむちゅうになって、ほかのことをわすれる。
例文:ゲームにうつつを抜かして、宿題をまったくやっていない。
どうにかしようと思っても、ほどこすやり方がもうない。
例文:敵に三点もリードされ、打つ手がなくなった。
練習によって、技術がうまくなること。
例文:毎日練習したので、ピアノの腕が上がった。
仕事や技術の力が、ふつうよりすぐれている。
例文:おじは料理の腕があるので、自分の店を開くことになった。
技術や力が、ほかの人よりもすぐれている。
例文:あの大工さんは、腕が立つと近所でも評判だ。
自分の力を見せる場が待ちどおしく、早く出番がほしいと意気ごむこと。
例文:いよいよ決勝戦だ。さあ、ぼくの腕が鳴る。
すぐれた実力を持っていて、それをほこりに思っている。
例文:料理なら腕に覚えがある父が、夕食を作ってくれた。
うでまえを十分に見せようと、はりきって料理などに取り組む。
例文:お客さんが来るので、母は腕によりをかけてごちそうを作った。
その人の技術や力を高く評価して、仕事をたのむ。
例文:社長は新人の腕を買って、大切な仕事をまかせた。
もっている力や技を、思う存分に出す。
例文:祖母は、家族のために腕を振るって、りょうりを作ってくれた。
努力を重ねて、技術や力をもっと上げる。
例文:夏休みは毎日練習して、ピアノの腕をみがいた。
ねだんや人気などが、見る見るうちにどんどん上がっていくこと。
例文:新しいゲームの人気が、うなぎのぼりに高まっている。
ねらったものを、するどい目で熱心にさがし出そうとするようす。
例文:かれはバーゲンで、鵜の目鷹の目でお買い得品をさがしていた。
なぜかふしぎと相手と調子が合って、仲よくできること。
例文:性格は正反対なのに、ふしぎと兄とは馬が合う。
顔や形が、見分けがつかないほどよく似ていること。
例文:ふたごの姉妹は、顔も声も瓜二つで、先生もよくまちがえるほどだ。
ほかのことを考えていて、目の前のことに心が向かないこと。
例文:遠足が楽しみで、授業の話は上の空だった。
くらべものにならないほど、大きなちがい。
例文:同じ値段でも、店によって品質には雲泥の差があった。
気持ちを引きしめて、まじめな態度になる。
例文:兄の立派な仕事ぶりを見て、私も襟を正して取り組もうと思った。
悪いことの前ぶれのようで、いやな感じがするようす。
例文:試合の前に負けるなんて、縁起でもないことを言わないで。
よいことや悪いことの前ぶれを気にして、行動に気をつかう。
例文:試験の日、父は縁起を担いで、かつどんを食べた。
まったく関わりがなく、つながりもないこと。
例文:この町には、縁もゆかりもないのに、なぜか心がひかれた。
相手の言ったことを、そのまま同じように言うこと。
例文:「分かった?」と聞かれ、弟はおうむ返しに「分かった」と答えた。
いばって、えらそうな態度をとる。
例文:上級生だからといって、下級生の前で大きな顔をしてはいけない。
できもしないのに、えらそうに大きなことを言う。
例文:かれは百点をとると大口をたたいたが、けっきょく五十点だった。
たよりになるものにまかせて、すっかり安心しているようす。
例文:経験の多い先生が付いてくれて、大船に乗ったような気持ちだ。
少しの失敗やまちがいを、きびしくとがめずに許す。
例文:初めてのまちがいなので、先生は大目に見てくれた。
いいかげんな言葉や行いで、その場をごまかす。
例文:どこへ行っていたのか聞かれ、笑ってお茶をにごした。
その人がいちばん得意とする芸や技。
例文:父がカラオケで歌う十八番は、いつもその一曲だ。
事実にないことまで足して、話を大げさにする。
例文:弟は魚をつった話に尾ひれをつけて、友達にじまんした。
自分の考えたとおりになって、うまくいくこと。
例文:ここでおこれば相手の思うつぼだと、ぐっとこらえた。
品物や人物が確かだと、はっきり保証する。
例文:この店の魚は、料理人たちも折り紙をつけるほど新しい。
先に立って、みんなをまとめながら物事をすすめる。
例文:学級委員の山田さんが音頭をとって、クラスで合唱の練習を始めた。
してあげた親切を、相手にありがたく思えとばかりに見せつける。
例文:かれは手伝ってあげたことを、何かにつけて恩に着せてくる。
親切にしてもらったのに、感謝するどころか、ひどいことをして返す。
例文:世話になった人をだますなんて、恩を仇で返すようなものだ。
あとで自分の得になるように、わざと相手に親切にしておく。
例文:先ぱいに恩を売っておけば、いつか助けてもらえるだろう。
相手のきげんや気持ちを、様子から読み取ろうとする。
例文:母のきげんが悪いので、弟はそっと顔色をうかがっている。
とてもはずかしくて、顔がまっ赤になること。
例文:みんなの前で名前をまちがえて、顔から火が出る思いをした。
有名だったり信用があったりして、たのみごとがよく通る。
例文:商店街の会長はこの町で顔が利くので、こまったことは何でも相談できる。
まわりからの評判やほこりが守られ、はじをかかずにすむ。
例文:部長が間に入ってくれたので、課長の顔が立った。
知り合いが多く、あちこちに友人や仲間がいること。
例文:おじは顔が広いので、ひっこしの手伝いにすぐ人が集まった。
その人の評判を落とし、はじをかかせること。
例文:うその報告をして、チームの顔にどろをぬってしまった。
はずかしくて、人に会うことができない。
例文:約束をやぶってしまい、友達に顔向けできない気持ちだ。
多くの人に知ってもらえるよう、自分を知らせて回る。
例文:新しく店を開いたので、町の行事に出て顔を売った。
たのまれて、その場に出ていく。
例文:話を聞きたいと言われたので、放課後に少し顔を貸した。
心配ごとや悲しみで、暗い表情になる。
例文:テストの点を聞いた母は、少しだけ顔をくもらせた。
いやなことや痛みで、顔にしわをよせる。
例文:苦い薬を飲んだ弟は、思わず顔をしかめた。
相手の立場を大切にして、はじをかかないようにする。
例文:先生の顔を立てて、いやだったが当番を引き受けた。
会や集まりに、少しの間行って人に会う。
例文:いそがしいけれど、友だちのたんじょう日会には顔を出すつもりだ。
つきあいが切れないように、会ってあいさつをしておく。
例文:引っこしたあとも、前の町の集まりにときどき出て顔をつないでいる。
人のほまれや信用をきずつけて、はじをかかせる。
例文:せっかくしょうかいしてくれた先生の顔をつぶさないよう、全力でがんばる。
物事の成り行きを決める、いちばん大事なものを持つ。
例文:最後の走者が、リレーの勝ち負けの鍵を握っている。
人としてひきょうで、仲間に入れる値うちもないほどひどい。
例文:仲間を裏切るなんて、スポーツマンの風上にも置けない。
だれが言い出したかも分からず、人づてに耳に入るうわさや知らせ。
例文:昔の友人が、遠い町で店を始めたと風のたよりに聞いた。
そのときどきで変わる、気まぐれな成り行きやきげん。
例文:どういう風の吹き回しか、今日は兄がすすんで皿を洗った。
はりきって向かったのに、うまくかわされてがっかりする。
例文:必ず勝つと意気ごんでいたら試合が中止になり、肩すかしを食らった。
ものごとの成り行きが気になって、きんちょうしながら見守る。
例文:同点のまま九回に入り、観客はかたずを呑んで見守った。
いかにもえらそうに、いばって歩く。
例文:大会で一ばんになった選手は、肩で風を切って校内を歩いた。
仕事や責任が、その人ひとりにまかされて重くなる。
例文:チームの勝ち負けは、四番バッターのかれの肩に掛かっている。
責任やふたんがなくなって、ほっとする。
例文:発表会が無事に終わって、ようやく肩の荷が下りた。
弱みを見せまいと、つよがってかたくなる。
例文:新しい学校では肩肘を張らず、ふつうにしていよう。
人の計画に仲間として加わり、手をかす。多くはよくないことに使う。
例文:友だちのいたずらに片棒を担いで、いっしょに先生におこられた。
まわりに対して、はずかしくていごこちが悪い。
例文:テストの点が悪くて、家族の前では肩身が狭い思いをした。
おこったりいばったりして、体をいかめしく見せる。
例文:男は肩を怒らして、ずんずん教室に入ってきた。
がっかりして、体の力がぬけたように、しょんぼりしたようすを見せる。
例文:志望校に落ちたと知り、兄は肩を落として帰ってきた。
つかれた人をささえたり、手助けをしたりする。
例文:足をくじいた友だちに肩を貸して、保健室へ連れて行った。
ほかの人と、同じくらいの力や地位になる。
例文:かれは努力して、ついに世界の一流選手と肩を並べた。
どちらか一方の味方になって、かばうこと。
例文:兄弟げんかになると、母はいつも妹の肩を持つ。
言い方がきつくて、人との間が気まずくなる。
例文:はっきり言いすぎると角が立つので、やわらかく伝えた。
相手にはかなわないと認めて、負けを受け入れる。
例文:走りの勝負では、足の速い友だちにはかぶとを脱ぐしかない。
本当のことを言わせるために、わざとさそいの言葉を言う。
例文:姉は私に鎌をかけて、昨日の失敗を白状させた。
人がしてほしいと思うことに、すみずみまで気をくばっている。
例文:あの旅館は、かゆいところに手が届くサービスで人気がある。
危険をおそれず、全力で物ごとにあたる。
例文:子どもを守ろうと、母親は体を張って車の前に立った。
ふだんとちがって、とてもおとなしくしているようす。
例文:いつもは元気な弟が、知らない家では借りてきた猫のようだった。
おたがいの考え方や感じ方が近くて、仲よくできる。
例文:祖母とは考え方が近く、何を話しても気が合う。
興味がすぐほかへ移り、一つのことを続けられない。
例文:妹は気が多く、習い事を始めてもすぐ別のものに目移りする。
えんりょや気づかいがいらず、うちとけて付き合える。
例文:かれは気が置けない友だちで、何でも話すことができる。
いやなことがあって、心が晴れず、やる気が出ない。
例文:明日は苦手な発表があるので、朝から気が重い。
細かいところまで、よく心づかいができる。
例文:気が利く妹が、だまってお茶を入れてくれた。
ものごとが心配で、ほかのことが手につかず落ち着かない。
例文:弟のむかえがおくれていて、母は気が気でない様子だった。
悪いことをしたようで、後ろめたく感じる。
例文:友だちの消しゴムをだまって使ったままで、気が差した。
したいことをやりきって、思いがすっきりおさまる。
例文:気が済むまで遊んだらしく、弟はようやく帰ると言い出した。
気持ちがたかぶって、いらいらして落ち着かない。
例文:ひどい目にあった犬は気が立っていて、人を見るとほえた。
ちょっとしたことでもこわがったり、心配したりする。
例文:気が小さい兄は、人前に出るとすぐ赤くなる。
自分のしたことを悪かったと思い、心の中で自分をせめる。
例文:友だちの悪口を言ってしまい、帰り道ずっと気がとがめた。
それをしたくない様子で、興味や熱意がない。
例文:兄は旅行の話に気がないようで、返事もしなかった。
のんびりしていて、待たされてもいらいらしない。
例文:祖父は気が長いので、魚がつれるまで一日中でも待っている。
自信がなかったり相手にすまなく思ったりして、えんりょしたくなる。
例文:ひとりだけ先に帰るのは、みんなに悪くて気が引ける。
先のことまで考えて、こまかな点にまでよく注意がとどく。
例文:姉はよく気が回り、旅行の前にかさや薬まで用意していた。
待つのが苦手で、すぐにおこったりいらいらしたりする。
例文:祖父は気が短くて、返事がおそいとすぐにおこってしまう。
いやなことが続いて、心がしずんでゆううつになる。
例文:雨の日が何日も続いて、すっかり気が滅入ってしまった。
思いがけないことが起きて、何がなんだかさっぱりのみこめないこと。
例文:さっきまであった財布が消え、狐につままれたようだった。
日がさしているのに、雨がふること。
例文:青空なのに雨がふり出して、「狐の嫁入りだね」と母が言った。
あいそがなく、冷たい態度で人にこたえるようす。
例文:道をたずねたが、店員は木で鼻をくくったような返事だった。
自分の好みにぴったり合って、好きだと思う。
例文:新しく買ったぼうしがとても気に入って、毎日かぶっている。
言うことやすることが好きになれず、ふゆかいに思う。
例文:かれの自まんするような話し方が、どうにも気に食わない。
相手の言葉や行いで、いやな気分になる。
例文:さっきの言い方が気に障ったらしく、かのじょはだまってしまった。
性質のちがうものをつなぎ合わせて、つり合いがとれないこと。
例文:和室に赤いソファを置くのは、木に竹を接ぐようなものだ。
終わったことなどを、いつまでもくよくよ思いなやむ。
例文:テストのまちがいを、いつまでも気に病むことはないよ。
くるりと向きを変えて、元の方へもどる。
例文:忘れ物に気づき、ぼくはきびすを返して家にもどった。
どんなことにもおどろかず、落ち着いている。
例文:あの子は肝が据わっていて、大勢の前でも落ち着いて話せる。
心のおくに深くきざみつけて、決してわすれない。
例文:先生の注意を肝に銘じて、二度と同じまちがいをしないと決めた。
うまくいかないことがあって、がっかりし、心の元気をなくす。
例文:大切にしていた茶わんがわれてしまった祖母に、「お気を落とさずに。」と言った。
まわりのようすに注意して、行きとどくようにする。
例文:店長は、お客さんが食べるはやさにまで気を配っている。
落ちこんだ気持ちをもとにもどして、また元気を出す。
例文:転んだけれど気を取り直して、もう一度走り出した。
油断して、しっかり注意すべきところで注意をおこたる。
例文:試合の終わりに気を抜いたせいで、同点にされた。
相手の勢いにおされて、ひるんでしまう。
例文:相手の大きな声に気をのまれて、何も言えなくなった。
いきおいよく立派な活やくをして、目立つ。
例文:大差で負けた試合の中で、新人のゴールだけが気を吐いた。
必要以上に、あれこれ心配したり考えたりする。
例文:母は、よけいなことにまで気を回さなくていいと言った。
はっきり答えず、その人があてにするような様子を見せる。
例文:はっきり断らずに気を持たせる返事は、かえって相手に悪い。
よくないことになるのではと、あれこれ心配する。
例文:試験の結果が出るまで、母は気をもんで何度も電話を見ていた。
相手を信用して、うちとけた気持ちになる。
例文:かれは人見知りで、なかなか人に気を許さない。
ほめられるなどして、うれしくなって調子づく。
例文:ほめられて気をよくした弟は、さらにはりきって練習した。
言われたことなどで腹が立ち、ふゆかいに感じる。
例文:じょうだんのつもりだったが、友だちは気を悪くしたようだった。
あとで問題が起きないように、前もってしっかり注意する。
例文:おくれないように、先生は集合時間について生徒に釘を刺した。
相手に気に入られるような話し方が上手である。
例文:あの店員は口がうまくて、つい余計な物まで買ってしまった。
あまりしゃべらず、言葉がなかなか出てこない。
例文:かれは口が重いので、みんなの前ではあまり話さない。
ひみつを守って、人にもらさない。
例文:かの女は口がかたいので、安心して相談できる。
ひみつなどを、ついすぐに人に話してしまうこと。
例文:あの子は口が軽いから、ひみつの話はしないほうがいい。
だまっておくべきことを、うっかりしゃべってしまう。
例文:ひみつのことを、つい口が滑ってみんなに話してしまった。
ああ言えばこう言うように、いつまでも言い返す。
例文:弟は口が減らなくて、注意してもすぐに言い返してくる。
ことばづかいが乱暴で、人のいやがることを平気で言う。
例文:兄は口が悪いが、本当はとても心やさしい人だ。
うまい話にだまされて、相手の思うとおりにされる。
例文:うまい話にだまされて、友だちの口車に乗ってしまった。
経験が少なくて、まだ一人前ではない。
例文:くちばしが黄色いぼくには、大人の話はまだむずかしい。
物ごとのいちばん初めに、きっかけをつくる。
例文:議長が質問を出して、話し合いの口火を切った。
人と人との間に入って、うまくいくように話をとりもつ。
例文:友だちが部に入れるように、先ぱいに口を利いてあげた。
会議などで、さいしょに話を言い出す。
例文:会議では、まず会長が口を切って今年の目標を話した。
同じことを何度もくり返して言う。
例文:宿題をやりなさいと、母は口を酸っぱくして言っている。
話し合いなどで、そばから助けになることばを言う。
例文:入部をたのみに行くと、先生もいっしょに来て口を添えてくれた。
大勢の人が、みんな同じことを言う。
例文:クラス全員が、あの映画はおもしろいと口をそろえて言った。
話すのをやめて、何も言わずにだまりこむ。
例文:自分のまちがいに気づいた弟は、急に口をつぐみ、下を向いた。
ふまんがあって、ふくれたような顔つきになる。
例文:おやつが少ないと、弟は口をとがらせて文句を言った。
聞かれても、知っていることをかくして話さない。
例文:くわしく聞かれたが、かれは最後まで口を閉ざしていた。
悪いことをしたのに、何もなかったようにすましている。
例文:おやつを食べたのに、口をぬぐって知らないふりをしている。
ほかの人の話のとちゅうで、横から話しだすこと。
例文:兄弟げんかに、母が口をはさんで二人を止めた。
かくしていたことを、問いつめられてとうとう話すこと。
例文:とりしらべを受けた犯人は、とうとう口を割った。
やめさせられそうだったのに、なんとか今の仕事や立場を続けられる。
例文:大きなしっぱいをしたが、店長にかばわれて、なんとか首がつながった。
お金のやりくりがつかず、どうにもならない。
例文:借金が重なって首が回らず、店をたたむことになった。
不思議に思ったり、うたがわしく思ったりする。
例文:かれの説明を聞いて、みんなが首をかしげた。
自分に関係のうすいことに、興味をもって関わろうとする。
例文:おせっかいなおじは、すぐ人の話に首をつっこんでくる。
楽しみなことを、今か今かと待ちこがれること。
例文:遠足の日を、みんな首を長くして待っている。
大勢の人が、あちこちへ一度ににげ散るようす。
例文:先生が来ると、教室の生徒は蜘蛛の子を散らすように席へもどった。
ぼんやりしていて、はっきりしないようす。
例文:宝さがしの手がかりが少なすぎて、雲をつかむような話だ。
失敗やまちがいが、思いがけずよい結果につながること。
例文:道をまちがえたおかげで、すてきな店を見つけたのはけがの功名だ。
おたがいにとても仲が悪い間がらのこと。
例文:二人はクラスで犬猿の仲といわれ、口をきかない。
成功して、りっぱな姿でふるさとへ帰る。
例文:プロの選手になった兄は、故郷に錦を飾って町の人にむかえられた。
美しいものや行いにふれて、心がきれいになる。
例文:山の上から見た朝日の美しさに、心が洗われる思いがした。
うれしさや楽しみで、わくわくする。
例文:明日からの旅行を思うと、楽しみで心が躍る。
決して忘れないように、強く覚えておく。
例文:先生の言葉を、いつまでも心に刻んでおこう。
忘れないように、いつも気にかけておく。
例文:先生のお話を心に留めて、これからの生活に生かしたい。
ほんとうの気持ちとはちがうことを言ったりしたりする。
例文:「きらい」だなんて心にもないことを言って、すぐあやまった。
すっかり夢中になって、ほかのことが考えられなくなる。
例文:夕日にかがやく海の美しさに、心を奪われた。
かわいそうだと思っても、相手のためにわざときびしくする。
例文:弟のためを思って、心を鬼にして宿題を手伝わなかった。
ある人やものを好きになって、気にかける。
例文:姉が心を寄せる相手は、図書委員をしている物静かな先ぱいらしい。
なかなか動き出さない。気軽に動こうとしない。
例文:兄は腰が重くて、たのまれてもなかなか動いてくれない。
いばらず、だれにでもていねいに接すること。
例文:店長は腰が低く、子どもにもていねいに話しかけてくれる。
人の話などを、たまたま少しだけ聞く。
例文:友だちが転校するといううわさを、小耳にはさんだ。
よくなる見こみがないと考えて、手をつくすのをやめる。
例文:何度教えてもできない弟に、ついに兄もさじを投げた。
数や年れいをごまかして、自分に都合よく言う。
例文:大人に見られたくて、年れいを三つもさばを読んで言った。
だれにでも見すかされるような、あさはかなたくらみのこと。
例文:うそ泣きでごまかそうとしたが、すぐに猿芝居だと見やぶられた。
目の前のことしか考えない、あさはかな考えのこと。
例文:宿題をうつして終わらせるなんて、猿知恵にすぎない。
意味も考えずに、ただほかの人のまねをすること。
例文:ほかの人のやり方を猿真似するだけでは、自分の力はのびない。
みんなで楽しんでいた場の空気が、急にさめてつまらなくなる。
例文:だれかが急に文句を言い出して、楽しかった会の座が白けた。
おいしいものを食べなれて、味のよしあしがわかる。
例文:兄は舌が肥えているので、安い店では満足しない。
ことばがなめらかで、よくしゃべる。
例文:かれは舌が回るので、話し出すと止まらない。
おいしいものを味わって、うれしくなる。
例文:家族みんなで、取れたての魚料理に舌鼓を打った。
言い終わってすぐあとに、前の言葉に反することをするようす。
例文:もうけんかはしないと言った舌の根の乾かぬうちに、弟とけんかを始めた。
あまりのすばらしさに、おどろいて感心すること。
例文:かれの見事なピアノの演奏に、客はみな舌を巻いた。
悪いことをした証こをおさえて、言いのがれできなくする。
例文:けいじはどろぼうのしっぽをつかむために、何日も聞きこみを続けた。
かなわないと分かって、戦わずに負けをみとめてにげる。
例文:強い相手を前に、かれはしっぽを巻いて引き下がった。
たがいに実力をぶつけて、はげしく争い合う。
例文:二つの強いチームが、優勝をかけてしのぎを削った。
待たされすぎて、がまんができなくなる。
例文:電車がなかなか来なくて、友だちはしびれを切らして歩き出した。
立場を悪く使って、自分だけお金や物を増やす。
例文:役人が私腹を肥やしていたことが知られ、人々はおこった。
大勢の人の中から、とくに選び出される。
例文:足の速い兄に、リレーのアンカーとして白羽の矢が立った。
自分で考えず、ほかの人の言動につられてまねをすること。
例文:かれの尻馬に乗って、ぼくも先生の悪口を言ってしまった。
物ごとがとちゅうでとぎれて、きちんと終わらないこと。
例文:やる気が続かず、日記はいつも尻切れとんぼで終わる。
妻が夫を軽く見て、自分の思い通りに動かす。
例文:母は父を尻に敷いていて、家のことは何でも母が決める。
しめ切りなどがせまって、あわてて取りかかる。
例文:宿題を夏休みの最後の日までためて、ようやく尻に火がついた。
ありったけの心と力をそそぎこんで、一つのことに取り組む。
例文:三年間、心血を注いで作った作品が、コンクールで賞をとった。
くやしくて、足を何度も強くふみならす。
例文:あと一点でおしくも負け、弟は地団太を踏んでくやしがった。
ほんの少しだけで、ないに等しいほど量が少ないこと。
例文:今月のおこづかいは、雀の涙ほどしか残っていない。
自分でかせがず、親に生活の世話をしてもらうこと。
例文:大学を出ても、まだ親のすねをかじっている兄を母がしかった。
うまくいくので、いい気になってつけあがる。
例文:ほめられてすっかり図に乗り、宿題もやらずに遊んでばかりいる。
いっしょうけんめいに仕事や勉強にはげむ。
例文:兄は大会に向けて、毎日の練習に精を出している。
せいいっぱいやっても、それぐらいが限度であること。
例文:今のぼくの力では、二位に入るのが関の山だ。
大切なことのためなら、ほかをあきらめるのもしかたがない。
例文:背に腹はかえられぬと思い、大事なゲームを売ってお金にした。
おたがいの気持ちや考え方がぴったりせず、仲よくなれない。
例文:あの二人は性格が正反対で、どうもそりが合わないようだ。
程度がだいたい分かっていて、それほどのものではない。
例文:子どものおこづかいで買えるものなど、高が知れている。
見ているだけで、手に入れることができないもの。
例文:あの有名なスポーツカーは、ぼくには高嶺の花だ。
相手を頭からおさえつけるような、いばった態度。
例文:高飛車な言い方をされて、思わず言い返したくなった。
自分には関係ないので、安全な所からなりゆきをながめている。
例文:友達の言い争いを、ぼくは少しはなれて高みの見物をしていた。
せいぜいこの程度だろうと軽く見て、油断する。
例文:今度のテストは楽だと高をくくって、ほとんど勉強しなかった。
性格がさっぱりしていて、かくしごとやこだわりがないようす。
例文:かれは竹を割ったような性格で、だれからも好かれている。
自分の言い分を通すために、あることを口実にする。
例文:弟は宿題を盾に取って、お手伝いをことわった。
自分に都合の悪いことには、ふれないでおく。
例文:自分のことは棚に上げて、人の失敗ばかり責めてはいけない。
ほとんど完全でよいのに、ほんの少しだけ欠点がある。
例文:とてもやさしい人だが、約束の時間におくれるのが玉にきずだ。
それまでいっしょにいた人と別れて、それぞれの道を行く。
例文:長年組んでいた友人と、考え方がちがい、たもとを分かつことになった。
命が終わるまぎわ。また、ひどい苦しみのたとえ。
例文:断末魔のようなさけび声が聞こえて、おどろいて外を見た。
わくわくする気持ちがおさえられず、体がうずうずするほど心がおどる。
例文:祭りのたいこの音を聞くと、いつも血が騒ぐ。
おさないころから仲よくしている友達。
例文:あの人とは小学校に入る前からの竹馬の友だ。
それまでの評判や信用が、すっかりなくなる。
例文:うそがばれて、かれへの信用は地に落ちた。
おそろしさやおどろきで、顔が青くなる。
例文:道路に飛び出した子を見て、母は血の気が引く思いがした。
人としての思いやりやあわれみの心がまったくない。
例文:血も涙もない言い方で、かれは友だちのたのみをことわった。
すぐれた人や物ばかりが集まっていること。
例文:今年の野球部は、うでの立つ選手ばかりのつぶぞろいだ。
お金やものをむだにせず、とてもつつましく暮らす。
例文:おじいさんは爪に火をともすようにして貯金し、家を建てた。
あつかましくて、はじを知らない。
例文:ひどいことをしておいて平気でいるなんて、面の皮が厚い。
ずうずうしい人の本当のすがたをあばいて、はじをかかせる。
例文:集めたしょうこを示して、うそつきの面の皮を剝いでやった。
えらい人のひとことで、みんなの意見が決まること。
例文:意見が分かれたが、校長先生の鶴の一声で運動会の日が決まった。
多くの人に使われて、新しい感じがなくなる。
例文:そのアイデアはもう手あかがついていて、おもしろみがない。
仕事が終わって、ほかのことをする時間ができる。
例文:しゅくだいが終わって手が空いたので、犬の散歩に行った。
世話やめんどうなことが、たくさん必要である。
例文:生まれたばかりの妹は、まだ手がかかるので母はいそがしそうだ。
細かいところまで、ていねいに工夫してつくってある。
例文:この模型は部品まで手がこんでいて、本物そっくりだ。
あまりにひどくて、だれにもおさえたり直したりできない。
例文:かれは一度おこり出すと、だれにも手がつけられない。
世話や注意がすみずみまで行きわたる。また、努力すれば手に入る。
例文:ようやく手が届くねだんになったので、新しい自転車を買った。
子どもが育って、世話をしなくてもよくなる。
例文:末の妹の手が離れたので、母はまた働きに出ることにした。
準備を整えて、今か今かと待ちかまえる。
例文:相手チームは、ぼくたちが来るのを手ぐすね引いて待っていた。
自分でめんどうを見て、大切に育てる。
例文:祖父が手塩にかけて育てたトマトを、みんなでいただいた。
相手を思いのままに、あしらいふりまわす。
例文:口のうまい店員に手玉に取られて、母は高い物を買ってしまった。
ひとつひとつ、細かいところまでていねいに教えるようす。
例文:入部したばかりのころ、先ぱいが手取り足取り教えてくれた。
はらはらして、きんちょうしながら見守る。
例文:決勝戦は同点のまま延長に入り、客席は手に汗をにぎって見守った。
自分の力では、うまくあつかえないこと。
例文:この問題はむずかしすぎて、わたしの手に余る。
思いどおりにならず、どうにもあつかえないこと。
例文:このいたずらっ子たちは、ぼくの手に負えない。
ほかのことが気になって、していることに集中できない。
例文:明日の試合が気になって、勉強が手につかない。
相手の考えたたくらみにはまって、思いどおりに動かされる。
例文:うまい話につられて、まんまと相手の手に乗ってしまった。
それまでの態度を、急にがらりと変える。
例文:人気が出たとたん、前は相手にしなかった人たちが手のひらを返して話しかけてきた。
相手が強すぎたり問題がむずかしすぎたりして、どうにもならないこと。
例文:強い相手に手も足も出ず、あっという間に負けた。
問題や事態に対して、うまくいくように対策をとる。
例文:お客さんがへる前に、早めに手を打って新しいサービスを始めた。
悪い仲間との付き合いなど、これまでの関係をやめる。
例文:かれは悪い仲間と手を切って、まじめに勉強を始めた。
人にまかせず、自分で直接そのことを行う。
例文:社長は部下にまかせず、自らその問題に手を下した。
よくなるように、直したりつけたしたりする。
例文:作文に手を加えて、もっと分かりやすい文にした。
何もしないで、そばで見ているだけでいること。
例文:かれは友だちが困っているのに、手をこまねいて見ていた。
あることに、かかわりをもちはじめる。
例文:かれは悪いことに手を染めて、みんなからの信用をなくした。
やるべきことを、わざとおろそかにする。
例文:そうじの手を抜いたので、先生にやり直しを言われた。
それまでかかわっていたことを、やめてはなれる。
例文:あぶない仕事だと分かり、かれはその計画から手を引いた。
仕事や商売などのはんいを、大きくして行う。
例文:兄は飲食店で成功し、次は旅行の仕事にも手を広げた。
あつかい方が分からなくて、たいへん困ること。
例文:弟のわがままには、母もほとほと手を焼いている。
ほかの人にたのんで、めんどうをかける。
例文:いそがしいところ、先生の手をわずらわせて申しわけありません。
いそがしくて、あわてふためくこと。
例文:お客さんが一度にたくさん来て、店はてんてこまいだった。
多くの人の中で、才能や力がとくに目立ってくる。
例文:入部して一年で、かれはチームの中で頭角を現した。
いちばん危ない時期やきびしい時期が過ぎる。
例文:高かった熱も下がり、祖母の病気は峠を越したようだ。
物事の筋道に合っていて、正しい。
例文:先生のその説明は当を得ていて、みんなが納得した。
いろいろあったすえの結果。けっきょく。
例文:話し合いはまとまらず、とどのつまり、中止になった。
力や人気がとても強く、おそれるものがないほどの勢いのこと。
例文:そのアイドルは、飛ぶ鳥を落とす勢いでテレビに出ている。
どうしたらよいか分からず、すっかり困りはてる。
例文:知らない町でまよってしまい、地図もなくて途方に暮れた。
とても大切にして、手ばなさずにしまっておくお金や品物。
例文:お年玉をためた五千円は、ぼくの虎の子だ。
相手がつめたくて、話しかけるきっかけも見つからない。
例文:何を聞いても返事をしてくれず、取りつく島もなかった。
身についていて、なれたようすでりっぱにこなす。
例文:新入生なのに、あいさつのスピーチが堂に入っていて感心した。
どんな生まれの人かわからない人を、ばかにして言うことば。
例文:どこの馬の骨ともわからない人に、大事な話はできないと言われた。
人の言うことなどまったく気にせず、知らん顔をするようす。
例文:先生に注意されても、かれはどこ吹く風という顔をしていた。
手紙や連らくを出しても、返事がまったく来ないこと。
例文:何通もメールを送ったが、梨のつぶてのままだ。
なかよくしていたのに、もめごとやいざこざがおこる。
例文:お金のことで、親せきの間に波風が立った。
かなしみのあまり、泣いてばかりいる。
例文:大事なペットをなくして、妹は一日じゅう涙に暮れていた。
くやしさや悲しさを、ぐっとがまんする。
例文:決勝戦で一点差で負け、チームの全員が涙をのんだ。
とてもきげんが悪く、不ゆかいそうな顔つきのようす。
例文:父は苦虫をかみつぶしたような顔で、通知表をながめた。
ふつうは両立しないはずの二つの仕事を、一人でかけもちする。
例文:医者の仕事をしながら本も書いて、二足のわらじをはいている。
あれこれ考えて、やる決心がつかずためらう。
例文:値段が高すぎて、新しいゲーム機を買うのに二の足を踏んだ。
あきれたりおどろいたりで、続けて言うことばが出てこない。
例文:あまりにひどい言いわけに、二の句がつげなかった。
前の人と同じ失敗を、くり返してしまう。
例文:兄の失敗を見ていたのに、ぼくも二の舞を演じてしまった。
身動きがとれず、どうにもならない。
例文:秘密がばれてしまい、ぼくは抜き差しならない立場になった。
相手に気に入られようと、わざと出すあまえたやさしい声。
例文:妹は、おこづかいがほしいときだけ猫なで声を出す。
いそがしすぎて、だれでもいいから手伝いがほしいこと。
例文:文化祭の前日は、猫の手も借りたいほどいそがしかった。
庭や土地が、ほんのちょっとの広さしかないようす。
例文:わが家の庭は猫の額ほどだが、花を育てている。
物事が、すぐにころころ変わること。
例文:山の天気は猫の目のように変わるから、かさを持っていこう。
どんな人もみんな、同じことをするようす。
例文:冬休み前は、猫も杓子も同じゲームの話ばかりしていた。
本当の性格をかくして、おとなしそうにふるまうこと。
例文:かれは先生の前では猫をかぶって、とてもおとなしい。
いやなことをされたうらみを、いつまでも忘れずにいる。
例文:けんかのことを根に持って、兄はなかなか口をきいてくれない。
細かいことまで、しつこくたずねるようす。
例文:母は友達のことを、根掘り葉掘り聞いてきた。
とつぜん知らされて、ひどくおどろく。
例文:転校するという話は、ぼくにとって寝耳に水だった。
なんの理由もしょうこもなく、でたらめであること。
例文:根も葉もないうわさが広がって、かれは困っている。
くるしさにたえられず、もうだめだと弱音をはく。
例文:走りこみがきつくて、とうとう音をあげて休んだ。
新しい場所に、しっかり落ち着いて住みつく。
例文:祖父は北海道からひっこして、この町に根を下ろした。
ほしくてたまらず、がまんできないほどであること。
例文:のどから手が出るほどほしかった本を、ついに買えた。
いったん始めたことは、と中でやめられない。
例文:乗りかかった船だから、この計画は最後までやりぬくつもりだ。
気どった言葉やおせじを聞いて、ぞっとして不快になる。
例文:歯が浮くようなおせじを聞かされて、思わず顔をしかめた。
相手の力が上すぎて、まったく競い合えないこと。
例文:相手は全国一の選手で、ぼくの力では歯が立たなかった。
経験やかたがきなどによって、値うちや信用が高まる。
例文:海外で学んだ経験があるので、かれの経歴にも箔が付いた。
それまでのことをなかったことにして、最初からやり直す。
例文:計画が行きづまったので、いったん白紙に戻すことにした。
とてもあぶないことを、ひやひやしながらする。
例文:ミスが許されない場面で、薄氷を踏む思いでボールをけった。
物事がうまく進まず、おたがいにくいちがう。
例文:二人の考えがちがいすぎて、話し合いでも歯車がかみ合わなかった。
二つの間に立って、うまく話がまとまるようにする。
例文:兄は、けんかをした二人の間に橋を渡して、仲直りさせた。
試合や争いで、形勢が不利なようす。
例文:後半に入って点を取られ、わがチームの旗色が悪くなった。
自分の専門や仕事の分野とは、ちがうこと。
例文:かれは音楽の先生だが、数学の質問は畑違いで答えられない。
止められないほど、はげしくさかんに進むようす。
例文:破竹の勢いで勝ち進み、ついに決勝まで来た。
大ぜいの人がいっせいにさわぎ出して、手がつけられなくなるようす。
例文:とつぜんの停電で、教室は蜂の巣をつついたようなさわぎになった。
どの方向にもじゃまがあって、打つ手がまったくないこと。
例文:どの学校にも断られ、八方ふさがりで頭をかかえている。
とつぜんのことにおどろいて、ぽかんとしているようす。
例文:急に名前を呼ばれ、弟は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。
やる気が満ちていて、いきおいがさかんである。
例文:兄は、今年こそ大会で優勝するぞと鼻息が荒い。
においをかぎ分けるのが得意で、得になることや危険を早く見つける。
例文:弟は鼻が利くので、台所のカレーのにおいにすぐ気づく。
思い出話などで、話がもり上がってにぎやかになる。
例文:久しぶりに会った友達と、昔の思い出話に花が咲いた。
じまんに思って、得意な気持ちになること。
例文:弟が全国大会で入賞して、兄として鼻が高い。
相手をばかにして、冷たくあつかう。
例文:かれのていあんを、兄は鼻であしらって取り合わなかった。
じまんして、とくいになって、えらそうにする。
例文:かれは成績のよいことを鼻にかけて、人をばかにする。
同じことが続いて、あきあきしていやな感じがする。
例文:いつもじまん話ばかりで、かれの言い方が鼻についてきた。
言うことやすることがいやみで、がまんできない。
例文:じまん話ばかりするかれの態度は、鼻持ちならない。
見かけがよいだけでなく、中身もすぐれている。
例文:かれの作る料理は、見た目も味もよい、花も実もある一品だ。
思いがけないやり方で相手を負かし、びっくりさせること。
例文:いつも負けていたチームに勝ち、ついに相手の鼻を明かした。
いばっている人をやりこめて、じまんする気持ちをくじくこと。
例文:自信たっぷりの相手の鼻を折る、見事な逆転勝ちだった。
手がらや勝ちを相手にゆずって、相手が目立つようにしてあげる。
例文:自分でもシュートできたが、先ぱいに花を持たせてパスを出した。
思ったことを、えんりょせずにはっきり言うこと。
例文:かれは歯に衣着せぬ言い方で、おかしいところはおかしいと言う。
きびしさからはなれ、のびのびと自由にすごすこと。
例文:テストが終わったので、今日は思いきり羽をのばそう。
こわさやひどい寒さで、体がふるえて止まらない。
例文:雪の中で長い間待たされて、歯の根が合わなくなった。
お金や地位があって、世の中で勢いがある。
例文:おじは店が大当たりして、このごろ羽振りがよいようだ。
調子にのって、ほどよい程度をこえてさわぐ。
例文:遠足で楽しくなりすぎて、少し羽目を外してしまった。
人の前ではやさしくしながら、心の中ではわるい考えをもっていること。
例文:あの人は腹が黒いから、うまい話を持ちかけられても信じてはいけない。
ことばには出さず、心の中に何かたくらみをもっている。
例文:にこにこ笑っているが、腹に一物ありそうで油断できない。
とてもかなしくて、たえられないほどつらい。
例文:愛犬と別れる日、はらわたがちぎれる思いだった。
迷っていたことについて、こうすると心を決める。
例文:ぼくは中学受験をすると、ようやく腹を決めた。
かくごを決めて、どっしりと落ち着く。
例文:失敗しても責任は自分がとると、腹を据えて話し合いにのぞんだ。
かくさずに本心を打ち明け、正直に話し合うこと。
例文:けんかをした友だちと腹を割って話し、仲直りできた。
いろいろな経験を重ねて、なれる。
例文:場数をふんだおかげで、人前で話すのにもだいぶなれてきた。
かくしていた本当の姿をあばく。
例文:いい人のふりをしていた男の化けの皮を剝ぐ記事が出た。
赤ちゃんなどが、激しく大声で泣くようす。
例文:赤ちゃんは、おなかがすくと火がついたように泣きだす。
つかれてひざに力が入らず、がくがくとふるえる。
例文:長い山道を下りると、ひざが笑って、うまく歩けなかった。
姿勢をきちんとして、まじめな気持ちで聞く。
例文:校長先生のお話が始まると、みんなひざを正して聞いた。
話に強く興味をひかれて、体を前に出す。
例文:宝のありかの話になると、みんなひざを乗り出して聞いた。
仕事や運動のとちゅうで、少し休む。
例文:朝から勉強していたので、お茶を飲んで一息入れることにした。
さわぎやいかりなど、すでにはげしいものを、さらにはげしくしてしまう。
例文:けんかをしている二人に文句を言うと、火に油をそそぐことになる。
悪いところやまちがいがなく、完全である。
例文:かのじょのピアノの演奏は、非の打ちどころがないほど見事だった。
急に活気がなくなって、ひっそりとさびしくなるようす。
例文:祭りが終わると、町は火の消えたようにしずかになった。
お金のやりくりが、たいへん苦しいこと。
例文:店の売り上げが落ち、家の暮らしは火の車だ。
かくれていたものが、世の中に出てみとめられる。
例文:十年かけた発明が、ようやく日の目を見ることになった。
たがいに負けまいと、はげしく争う。
例文:決勝戦では、二人の選手が最後まで火花を散らした。
戦いや試合、競争などを、いよいよ始める。
例文:開会式のあと、両チームは第一試合で熱戦の火ぶたを切った。
うたがう余地がないほど、はっきりしている。
例文:この点数では合格できないことは、火を見るよりも明らかだ。
今にもほろびそうで、とても危ない状態。
例文:勝つ見こみが小さくなり、チームの優勝は風前の灯となった。
追いつめられて、にげ道がなくなること。
例文:出口をふさがれた犯人は、袋のねずみだった。
たのまれたことを、すぐに引き受けること。
例文:遊びにさそわれ、ぼくは二つ返事で行くと答えた。
文章を書くのが、とても上手である。
例文:兄は筆が立つので、学級新聞の記事をいつもまかされる。
人の書いた文章や絵などに、手を加えて直す。
例文:先生は私の作文に、いくつか筆を入れてくださった。
文章や絵などを、じっくりと書き始める。
例文:作家は数年ぶりに筆を執り、新しい物語を書き始めた。
どうしても理由が分からず、なっとくできない。
例文:かれがとつぜんおこり出した理由が、どうも腑に落ちない。
いねむりをして、体が前後にゆれる。
例文:昼ごはんのあとの授業で、ついうとうとして舟をこいでしまった。
できもしないような、すごい話や計画を口にする。
例文:兄は「世界一周をする」と風呂敷を広げたが、お金がなかった。
きげんをそこねて、素直に言うことをきかなくなる。
例文:弟はおやつを減らされ、へそを曲げて部屋にこもった。
強い人でも、ぶつけると泣くほどいたい所。むこうずね。また、ただ一つの弱点。
例文:弁慶の泣き所を机の角にぶつけて、思わずとびあがった。
食べ物が、とろけるようにとてもおいしい。
例文:祖母が作ったもものゼリーは、頬が落ちるほどおいしかった。
うれしくて、顔つきがやわらぎ、思わず笑顔になる。
例文:合格の知らせを聞いて、父の頬がゆるんだ。
ふまんな気持ちを、むっとした顔つきで表す。
例文:妹はおもちゃを取り上げられ、頬をふくらませてだまりこんだ。
寒さやつらさなどが、体や心のおくまで深く感じられる。
例文:雪の降る朝の寒さが、うす着の体には骨身にしみた。
ほかの人のために、苦労して力をつくすこと。
例文:友だちのために、新しい家を見つけようと骨を折った。
本気になって、しっかり取りかかる。
例文:夏休みが終わるころ、ようやく本腰を入れて勉強を始めた。
せっかくの努力やチャンスを、むだにしてしまう。
例文:たった一度の不注意で、これまでの努力を棒に振った。
ぼんやりしていて、大事なところが足りない。
例文:ぼくは間が抜けていて、お弁当を忘れて学校に来てしまった。
ちょうどよい時と合わず、ぐあいがよくない。
例文:電話をかけたら、ちょうど食事中で間が悪かった。
劇や行事などが始まる。また、新しい物ごとが始まる。
例文:ついに文化祭の幕が開き、校内は大勢の人でにぎわった。
劇や行事などが終わる。また、物ごとが終わる。
例文:全員の笑顔の中で、三日間の合宿の幕が下りた。
待ちに待った行事や試合などを、はなばなしく始める。
例文:開会式で、夏の全国大会の幕が切って落とされた。
物ごとの大事な点を、ぴたりとつかむ。
例文:先生の話は的を射ていて、だれも言い返せなかった。
どうなるかを相手にまかせ、じたばたしてもどうにもならない状態。
例文:試験の結果を待つだけの今は、まな板の鯉の気分だ。
いやな気持ちや心配から、顔をしかめる。
例文:電車の中で大声で話す人に、まわりの客が眉をひそめた。
大げさなしぐさやことばで、自信があることを見せつける。
例文:かれは「ぼくにまかせろ」と、みんなの前で見得を切った。
人をおだてて、中心に立たせて持ち上げる。
例文:かれを委員長にしようと、クラスみんなで神輿を担いだ。
家族や親しい人だけで、ほかの人がまじらないこと。
例文:久しぶりに、家族水入らずで温泉旅行に出かけた。
おたがいに自分が正しいと言い張って、いつまでも決まらない言い合い。
例文:どちらが先に着いたかは水掛け論になり、けっきょく決まらなかった。
性質が合わず、仲よくできないこと。
例文:考え方が正反対の二人は、水と油でよくけんかになる。
過ぎたもめごとやいやなことを、なかったことにする。
例文:もうけんかのことは水に流して、また仲よくしよう。
それまでの努力が、むだになること。
例文:最後に一点を取られ、これまでの努力が水の泡となった。
若々しくみずみずしいほど、美しいようす。
例文:水も滴るような青年が現れて、教室がざわついた。
大勢の人がいる場所が、しんと静まりかえるようす。
例文:校長先生が話し始めると、体育館は水を打ったようになった。
自分に合った場所で、いきいきと活やくするようす。
例文:絵のコンクールで、弟は水を得た魚のように筆を走らせた。
うまくいっている話や仲を、じゃまして悪くする。
例文:みんなが楽しくもり上がっているところに、兄の一言が水を差した。
失敗して、評判やたいめんを悪くする。
例文:最後のところでまちがえて、せっかくの発表にみそをつけてしまった。
行くとちゅうで、ほかのことをして時間を使う。
例文:学校の帰りに道草を食って、帰りがおそくなった。
あきっぽく、何をしても長続きしないこと。
例文:毎日走ると決めたのに、三日坊主で終わってしまった。
自分の力や立場にくらべて、もったいないほどありがたい。
例文:このような賞をいただけるとは、身に余る光栄です。
自分がやったというおぼえが、まったくない。
例文:ぬすんだと言われたが、まったく身に覚えがないとこたえた。
学んだ知識や技が、自分のものになる。
例文:毎日の練習で、ピアノのひき方がしっかり身についた。
人の苦しみを、自分のことのように感じる。
例文:かれの失敗の話を聞いて、身につまされる思いがした。
自分のためになって、あとで役に立つ。
例文:失敗した経験も、のちのち身になるはずだ。
自分の力や立場がどのくらいかをよく分かっていて、出すぎたことをしない。
例文:かれは身の程を知って、むりな目標はたてなかった。
自分の弱いところを人に言いあてられ、聞いていて苦しくなること。
例文:練習をさぼりがちなぼくにとって、先生のお説教は耳が痛い。
ある話を、その人に聞かせて知らせる。
例文:この件は、早めに校長先生の耳に入れておこう。
人の話やうわさなどが、自然に聞こえてくる。
例文:駅で友だちの引っこしのうわさを耳にした。
同じ話を何度も聞かされて、いやになること。
例文:宿題をしなさいと、耳にたこができるほど言われた。
人の話に注意を向けて、聞こうとする。
例文:かれは友達の忠告に、まったく耳を貸さなかった。
お金などの必要な分を、全部そろえて用意すること。
例文:ぼくは貯金から、新しい自転車の代金を耳をそろえてはらった。
あまりにはっきり言いすぎて、思いやりもゆとりもない。
例文:「どうせ無理だよ」と言うのは、身もふたもない言い方だ。
ふらふらした生活をやめて、家庭を持ち、落ち着く。
例文:兄は就職して三年がたち、そろそろ身を固めるつもりだ。
長く続けてきた努力が、ついによい成果になる。
例文:毎日のれんしゅうが実を結び、ついに大会で優勝した。
自分に都合のよいことだけを考えて、ずうずうしいこと。
例文:宿題を人にやらせて自分は遊ぶなんて、虫がいい話だ。
はっきりした理由はないのに、なんとなく気に入らないこと。
例文:あの人はどうも虫が好かないが、なぜかは自分でもわからない。
ひどくきらいで、思い出すだけでも不ゆかいになる。
例文:うそばかりつく人の話を聞くと、虫酸が走る。
いまにも死んでしまいそうなほど、いきが弱っているようす。
例文:けがをした子ねこは、虫の息でうずくまっていた。
きげんがよくなくて、いつもなら気にしない小さなことでもおこり出すようす。
例文:兄は虫の居所が悪かったのか、話しかけただけでおこられた。
はっきりした理由はないのに、何か悪いことがありそうな気がすること。
例文:虫の知らせか、急に祖母のことが気になって電話をかけた。
大事な場面を前に、気持ちが高ぶって体がふるえる。
例文:決勝戦を前に、ぼくは武者ぶるいをしながらグラウンドに立った。
気のどくに思ったり悲しんだりして、心がくるしくなること。
例文:家をなくした人たちのニュースを見て、胸が痛んだ。
うれしさや悲しさで、気持ちがあふれそうになる。
例文:卒業式で友だちの手紙を読み、胸がいっぱいになった。
心のつかえがとれて、すっきりする。
例文:悪者がたおされ、胸がすく思いで映画を見終わった。
期待やきんちょうで、どきどきする。
例文:遠足の前の日は、楽しみで胸が高鳴ってねむれなかった。
悲しさやおどろきで、心がひどく痛む。
例文:ひっこしで友達と別れると聞いて、胸がつぶれる思いだった。
人のことや世の中のできごとを、深く心配してなやむ。
例文:ニュースで事故を知り、多くの人が胸を痛めた。
強い人に、練習の相手になってもらう。
例文:強い先ぱいに胸を借りるつもりで、思いきり試合にいどんだ。
苦しくなるほど強く、人や物ごとを思い続ける。
例文:かのじょは遠くの町へ行った友を思って、胸を焦がしていた。
心配していたことが無事にすんで、ほっと安心する。
例文:迷子になった弟が見つかって、家族みんなで胸をなで下ろした。
あることがきっかけで、急に物ごとの本当のところが分かる。
例文:先生の説明を聞いて、目からうろこが落ちる思いがした。
理解や判断がとても早く、ぬけめがない。
例文:弟は目から鼻へ抜けるような子で、先生の話をすぐに理解する。
品物の値うちや、本物かどうかを見ぬくことができる。
例文:祖父は絵の目が利くので、本物とにせ物をすぐ見分ける。
よいものをたくさん見てきて、よしあしを見分ける力がついている。
例文:絵をたくさん見てきた姉は、目が肥えていて作品の良さがわかる。
まちがいや迷いに気づいて、正しい考えにもどる。
例文:大差で負けたことで目が覚め、兄はまじめに練習するようになった。
感動して、なみだが出そうになる。
例文:卒業式で友達の歌を聞いて、目頭が熱くなった。
よい品物を見分けて選ぶ力があること。人をほめるときに使う。
例文:このつぼを選ぶとは、お客さんはお目が高い。
努力がみとめられ、成功のきざしが見えてくる。
例文:何年も売れなかったあの歌手も、ようやく芽が出てきた。
とても好きで、それを前にすると心をうばわれてしまうこと。
例文:弟はチョコレートに目がなくて、いつも食べすぎる。
めまいがするほど、とてもいそがしい。
例文:お祭りの前日は、準備が重なって目が回るほどいそがしかった。
ささいなことを取り上げて、きびしくとがめる。
例文:ちょっとおくれたくらいで、そんなに目くじらを立てることはないよ。
かわいいものなどを見て、うれしそうでやさしい顔つきになる。
例文:孫のね顔を見て、おじいさんは目尻を下げた。
とても近くて、きょりがほとんどない。
例文:私の家は、駅から目と鼻の先にあって、とても通いやすい。
やり方がひどすぎて、見のがせないこと。
例文:弟のいたずらが毎日のように続き、さすがに目に余る。
子や孫がかわいくて、たまらないようす。
例文:おじいさんは、孫を目に入れても痛くないほどかわいがっている。
相手をひどい目にあわせて、思い知らせる。
例文:今回は負けたが、次の試合では目に物見せてやるぞ。
あることにむちゅうになり、必死な顔つきになる。
例文:弟はゲームの話になると、目の色を変えて身を乗り出す。
ある人をにくんで、何かにつけて悪く見たりせめたりする。
例文:兄は弟の成績をねたんで、何かと弟を目の敵にした。
自分が生きていて、元気でいるあいだ。
例文:私の目の黒いうちは、この家をだれにも売らせない。
あまりにひどくて、とても見ていられないこと。
例文:大雨のあとの校庭は、目も当てられないありさまだった。
まったく興味をもたず、ちらりとも見ない。
例文:かれは人気のおかしには目もくれず、本だなへ向かった。
信じられない光景を見て、見まちがいかと思う。
例文:道ばたに大きなクマがいて、自分の目を疑った。
美しさやめずらしさで、見る人の心を強く引きつける。
例文:夜空いっぱいに広がる花火が、見る人の目を奪った。
期待して、とくにかわいがり、世話をすること。
例文:先生はぼくの文章力を認めて、よく目をかけてくれる。
見落とさないように、目を大きく開いてよく見る。
例文:落とした指輪を、みんなで目を皿のようにして探した。
おどろいたりくるしんだりして、目玉をくるくる動かす。
例文:急に名前をよばれて、ぼくは目を白黒させた。
気になるものを見つけて、そこにとくに注意を向ける。
例文:スカウトは、足の速いかれに目を付けて声をかけた。
人が見ていないすきに、こっそりと何かをする。
例文:母の目をぬすんで、おやつをつまみ食いした。
見のがさないように、きびしく注意して見る。
例文:夏休み中は、母が毎日のしゅくだいに目を光らしている。
ほかのものより目立って、人の注意を集める。
例文:赤いぼうしが、人ごみの中でひときわ目を引いた。
思いがけないことにひどくおどろいて、目を大きく開く。
例文:百点だと思っていたテストが三十点で、ぼくは目を丸くした。
すばらしさに感心して、目を大きく開いてじっと見る。
例文:新しい校舎の大きさに、みんなが目を見張った。
思いがけなく手に入った、よい運。
例文:雨がやんで、もっけの幸いとばかりに外へ飛び出した。
弟子入りや入学のために、教えを受けにたずねていく。
例文:兄は有名な料理人の門をたたき、修行を始めた。
前ぶれもなく、とつぜんものごとが起こること。
例文:やぶから棒に「引っこしする」と言われて、ぼくはおどろいた。
うまくいくかどうか分からないまま、まぐれ当たりをねらう。
例文:試験の前に、出そうなところに山を掛けて勉強した。
大ぜいの中から選んで、名ざしでせめたり悪く言ったりする。
例文:ミスの原因を探すとき、新人だけをやり玉に挙げるのはよくない。
うらやましいと思っても手が出せず、そばでながめているしかない。
例文:ほしいゲームを友達が買うのを、ぼくは指をくわえて見ていた。
お金やものを、おしげもなくむだに使う。
例文:おこづかいを湯水のように使っていたら、月の半ばでさいふが空っぽになった。
すじの通らないことを、むりやりおし通そうとする。
例文:決まりに反するのに、横車を押して自分の考えを通した。
ものごとがすすまず、かたづかない。
例文:いくら話し合ってもらちがあかないので、先生に相談した。
したいと思っていたところへ、運よく都合のよいものがあらわれること。
例文:道にまよっていたとき、親切な人に会えたのは渡りに船だった。
むちゅうだったり、ぼんやりしていたりした状態から、ふつうの気持ちにもどる。
例文:先生に名前をよばれて、ぼくははっと我に返った。
あることにむちゅうになって、まわりのことも自分も分からなくなる。
例文:おもしろい本に、ぼくは我を忘れて読みふけった。
程度を、前よりさらに大きくひどくする。
例文:兄もこわがりだが、弟はそれに輪をかけたこわがりだ。