中学受験の四字熟語・三字熟語 352語(意味・例文つき一覧)

入試の知識問題によく出る四字熟語と三字熟語です。このページでは、四字熟語・三字熟語352語を、読みの五十音順に、意味と例文をつけてのせています。

ゲームでは、意味を手がかりに、ことばの□に入る字やことばを4つの中から選びます。ゲームのコースは学年別(小4・小5・小6・入試)で、このページの種類のことばもまざって出ます。意味の文と例文は、小学生に分かるように LEFY が書いています。

ゲームで練習する(ことばは小4・小5・小6・入試のコース)

あ行

  1. 青天井あおてんじょう

    ねだんなどが、どこまでも上がり続けて、かぎりがないようす。

    例文:人気のせいでチケットのねだんは青天井で上がり続けた。

  2. 青二才あおにさい

    年が若く、経験の足りない男の人を見下して言うことば。

    例文:「青二才にはまだ早い」と言われ、くやしくて練習にはげんだ。

  3. 悪戦苦闘あくせんくとう

    苦しい立場で、ひっしにがんばること。

    例文:相手チームはとても強く、ぼくたちは悪戦苦闘したが、一点差で負けてしまった。

  4. 浅知恵あさぢえ

    先のことまで考えが行きとどかない、あさはかな考え。

    例文:ごまかそうとした浅知恵は、すぐに先生に見ぬかれた。

  5. 悪口雑言あっこうぞうごん

    人をひどくけなす、さまざまな悪い言葉。

    例文:けんかで悪口雑言を投げ合ったことを、あとで反省した。

  6. 安全性あんぜんせい

    あぶないことが起こらず、守られている度合い。

    例文:新しい乗り物は、安全性を何度も確かめてから売り出された。

  7. 暗中模索あんちゅうもさく

    手がかりがないまま、いろいろな方法をためして答えをさがすこと。

    例文:実験が思うように進まず、暗中模索の毎日が続いた。

  8. 意気消沈いきしょうちん

    思いどおりにいかず、すっかりしょげて元気をなくすようす。

    例文:試合に負けて、チームのみんなは意気消沈してしまった。

  9. 意気投合いきとうごう

    気持ちや考えがよく合って、すぐに打ちとけること。

    例文:初めて会った二人は、好きな本の話で意気投合した。

  10. 異口同音いくどうおん

    たくさんの人が、そろって同じ意見を口にすること。

    例文:かるた大会の場所について、みんなが異口同音に公園がいいと答えた。

  11. 以心伝心いしんでんしん

    言葉に出さなくても、おたがいの気持ちが通じ合うこと。

    例文:長年のペアなので、以心伝心で次の動きが分かる。

  12. 依存心いぞんしん

    ほかの人や物にたよりきって、それなしではいられなくなる気持ち。

    例文:兄はスマートフォンへの依存心が強く、少しの間も手放すことができない。

  13. 居丈高いたけだか

    相手を見下して、いばった態度をとるようす。

    例文:店員に居丈高な言い方をする客を見て、いやな気持ちになった。

  14. 一意専心いちいせんしん

    一つの目標を決めて、ほかのことに心を動かさず、それに打ちこむこと。

    例文:医者になる夢に向かって、姉は一意専心で勉強にはげんでいる。

  15. 一期一会いちごいちえ

    一生に一度だけの出会いだと思って、その時を大切にすること。

    例文:この旅で会った人とは、一期一会の気持ちで話をした。

  16. 一言一句いちごんいっく

    ひとつひとつの言葉の、すべて。言葉を一つものこさないようす。

    例文:劇のせりふを、一言一句まちがえずに覚えることができた。

  17. 一言半句いちごんはんく

    ほんのわずかな言葉。あとに「〜ない」をつけて使うことが多い。

    例文:けがをして痛かったはずなのに、かれは一言半句も弱音をはかなかった。

  18. 一日千秋いちじつせんしゅう

    待ち遠しくて、一日がとても長く感じられること。

    例文:遠足の日が待ち遠しくて、一日千秋の思いで過ごした。

  19. 一大事いちだいじ

    ほうっておけない、とてもたいへんなできごと。

    例文:夜になっても弟が帰らず、母は「一大事だ」と言って外へ探しに出た。

  20. 一段落いちだんらく

    仕事などが、ひとまず終わって、少し落ち着くこと。

    例文:宿題が一段落したので、おやつを食べることにした。

  21. 一部始終いちぶしじゅう

    ものごとの、最初から最後までのすべて。

    例文:事故を見ていた人が、その一部始終を警察に話した。

  22. 一望千里いちぼうせんり

    ひと目で、はるか遠くまでながめられること。

    例文:山の頂上に立つと、一望千里の平野が目の前に広がっていた。

  23. 一枚岩いちまいいわ

    集まりの全員の考えがまとまっていて、内わもめがなく、くずれないこと。

    例文:全員が同じ目標に向かう、一枚岩のチームだ。

  24. 一網打尽いちもうだじん

    悪いことをした人たちを、一度に全員つかまえること。

    例文:警察は、どろぼうの仲間を一網打尽にした。

  25. 一目散いちもくさん

    わき目もふらずに、全力で走るようす。

    例文:犬に追いかけられて、ぼくは一目散に家へにげ帰った。

  26. 一問一答いちもんいっとう

    一つの問いに対して、一つの答えをすること。

    例文:クイズ大会では、一問一答の形式で次々に問題が出された。

  27. 一攫千金いっかくせんきん

    一度に大きなもうけを手に入れること。

    例文:かれは一攫千金をゆめ見て、新しい事業に全財産をつぎこんだ。

  28. 一家言いっかげん

    その人なりの考えをもった、りっぱな意見。

    例文:祖父は料理について一家言あり、味つけにうるさい。

  29. 一過性いっかせい

    ある時だけ起こって、すぐに消えてしまう性質。

    例文:熱はあるが一過性のものだから、少し休めば治るそうだ。

  30. 一貫性いっかんせい

    最初から最後まで、考えややり方が変わらないこと。

    例文:かれの話は一貫性がなく、さっきと言うことがちがっている。

  31. 一喜一憂いっきいちゆう

    ようすが変わるたびに、うれしくなったり不安になったりすること。

    例文:テストの点数に一喜一憂せず、毎日こつこつ勉強しよう。

  32. 一騎当千いっきとうせん

    ひとりで多くの敵を相手にできるほど、たいへん強いこと。

    例文:あのチームのエースは一騎当千の力をもち、ひとりで試合を決める。

  33. 一挙一動いっきょいちどう

    ちょっとした身のこなしや行いの、ひとつひとつ。

    例文:人気のある役者の一挙一動が、ニュースで取り上げられた。

  34. 一挙両得いっきょりょうとく

    一回の行いで、二つの利益を同時に手に入れること。

    例文:家の手伝いをすれば母も助かり、おこづかいももらえて一挙両得だ。

  35. 一刻千金いっこくせんきん

    ほんの少しの時間にも、大きな値打ちがあること。

    例文:夏休みの最後の日は、一刻千金の思いで遊んだ。

  36. 一触即発いっしょくそくはつ

    わずかなことで、今にも争いや事件がはじまりそうな、張りつめたありさま。

    例文:二つの国の関係は悪くなり、一触即発の危険な状態だった。

  37. 一進一退いっしんいったい

    よくなったり悪くなったりして、状態があまり変わらないこと。

    例文:母の病気は一進一退をくり返し、なかなか完全にはなおらない。

  38. 一心同体いっしんどうたい

    何人かが、心も行動も一つになったように強く結びつくこと。

    例文:二人は一心同体で、どんな困難もいっしょに乗りこえた。

  39. 一心不乱いっしんふらん

    ほかのことに気を取られず、目の前のことに心を集めて取り組むようす。

    例文:夜おそくまで、弟は一心不乱に工作に取り組んでいた。

  40. 一石二鳥いっせきにちょう

    ひとつの行動から、二つのよい結果がいっしょに得られること。

    例文:歩いて通学すれば運動にもなり、お金もかからず、一石二鳥だ。

  41. 一朝一夕いっちょういっせき

    ほんの短い期間のこと。たいていは「一朝一夕には〜ない」の形で使う。

    例文:たくさんの漢字を身につけることは、一朝一夕にはできない。

  42. 一長一短いっちょういったん

    よい点と悪い点の両方を持っていること。

    例文:どちらの方法にも一長一短があって、すぐには決められない。

  43. 一張羅いっちょうら

    持っている中でただ一つだけの、特別な時に着る上等な服。

    例文:父は面接のために、一張羅のスーツを着て出かけた。

  44. 一刀両断いっとうりょうだん

    思いきって、きっぱりと決めたり、かたづけたりすること。

    例文:社長は、反対意見を一刀両断に退けて計画を進めた。

  45. 一辺倒いっぺんとう

    ひとつのことだけに心を向けて、ほかのことを考えないこと。

    例文:最近の兄は、ゲーム一辺倒で、勉強をする時間がまったくない。

  46. 一方的いっぽうてき

    相手の考えを聞かず、自分の側だけで物ごとを進めるようす。

    例文:友達は一方的に話し続けて、ぼくの意見を聞いてくれなかった。

  47. 意図的いとてき

    わざと、はっきりしたねらいをもってするようす。

    例文:かれがぶつかってきたのは、意図的だったとしか思えない。

  48. 意味深長いみしんちょう

    言葉や行いに、ほかの意味がふくまれているようす。

    例文:先生は意味深長な笑顔で、「がんばったね」と言った。

  49. 違和感いわかん

    まわりや様子と合わなくて、しっくりこない感じ。

    例文:新しいくつをはいたら、足に合わなくて違和感があった。

  50. 因果応報いんがおうほう

    よい行いにはよい結果、悪い行いには悪い結果がくること。

    例文:いじわるをした人が失敗するなんて、因果応報だと思った。

  51. 有為転変ういてんぺん

    世の中のありさまが、次から次へと移り変わっていくこと。

    例文:有為転変の世の中で、昔の商店街はすっかり姿を変えた。

  52. 右往左往うおうさおう

    あわててしまい、あっちへ行ったりこっちへ来たりと、うろうろすること。

    例文:急に停電になり、みんな暗やみで右往左往した。

  53. 有頂天うちょうてん

    うれしさのあまり、われを忘れてまい上がるようす。

    例文:試合に勝って、兄は有頂天になり、その日は一日じゅう笑っていた。

  54. 海千山千うみせんやません

    いろいろな経験を積んで、世の中のことにくわしく、ずるがしこい人のこと。

    例文:取引先の社長は海千山千で、こちらの考えをすぐに見ぬいてしまう。

  55. 雲散霧消うんさんむしょう

    あとかたもなく、すっかり消えてなくなること。

    例文:合格したよろこびで、受験前の不安は雲散霧消した。

  56. 絵空事えそらごと

    本当には起こりそうもない、作りごとや空想の話。

    例文:一人で世界を一周するなんて、今の私には絵空事のように思えた。

  57. 往生際おうじょうぎわ

    もうだめだと分かったときに見せる、あきらめ方やふるまい。

    例文:負けが決まったのに、往生際の悪い言いわけをするのはやめよう。

  58. 音沙汰おとさた

    だれかからの知らせや、たより。

    例文:ひっこした友達から、半年たっても音沙汰がない。

  59. 汚名返上おめいへんじょう

    悪い評判を、よい働きをしてなくすこと。

    例文:前の試合で負けた汚名返上のため、毎日ひたむきに練習した。

  60. 表沙汰おもてざた

    かくしていたことが、世の中に知られて問題になること。

    例文:小さな事故だったので、表沙汰にならず、話し合いで終わった。

  61. 温故知新おんこちしん

    昔のことを学び直して、今に役立つ新しい考えを見つけること。

    例文:古い道具の作り方を学び、新しい商品を考えるのは温故知新だ。

か行

  1. 開放的かいほうてき

    かくしごとをせず、だれにでも心を開いているようす。

    例文:開放的な性格の姉は、初めて会った人ともすぐに仲よくなる。

  2. 科学的かがくてき

    たしかめた事実や筋道にもとづいて考えるようす。

    例文:実験の結果を表にまとめ、科学的に考えて理由を話した。

  3. 確信犯かくしんはん

    自分は正しいと固く信じたうえで、決まりをやぶる行いや、それをする人。

    例文:校則は変えるべきだと信じて、わざと破ったかれは確信犯だ。

  4. 価値観かちかん

    何を大切だと思うかという、その人なりのものの見方。

    例文:家族でも、お金に対する価値観はそれぞれちがう。

  5. 花鳥風月かちょうふうげつ

    自然の美しい景色。また、それを楽しむこと。

    例文:定年後の祖父は、花鳥風月をめでながら絵をかいてすごしている。

  6. 画期的かっきてき

    今までにない新しさで、物ごとを新しい段階に進めるようす。

    例文:この新しい道具は、そうじの時間を半分にする画期的な発明だ。

  7. 過不足かぶそく

    量が多すぎたり、足りなかったりすること。「〜なく」で、ちょうどよいこと。

    例文:クラス全員に過不足なく行きわたるよう、プリントを数えて配った。

  8. 紙一重かみひとえ

    ほんの少ししかちがわず、すれすれであること。

    例文:優勝できるかどうかは、紙一重の差で決まった。

  9. 空元気からげんき

    本当は元気がないのに、むりをして元気そうにふるまうこと。

    例文:つかれているのに空元気を出して、最後までみんなと歩いた。

  10. 皮算用かわざんよう

    まだ手に入っていないものを当てにして、先の予定をいろいろ考えること。

    例文:まだ合格もしていないのに入学後の話ばかりするのは皮算用だ。

  11. 間一髪かんいっぱつ

    ほんのわずかな時間の差。また、その差でぎりぎり間に合うこと。

    例文:電車のドアがしまる間一髪のところで、乗りこむことができた。

  12. 感傷的かんしょうてき

    ちょっとしたことで悲しくなりやすいようす。

    例文:古い写真を見ていたら、感傷的な気分になってしまった。

  13. 感受性かんじゅせい

    ものごとを心で深く感じとる力。

    例文:感受性の強い妹は、悲しい物語を読んでなみだを流した。

  14. 完全無欠かんぜんむけつ

    足りないところも悪いところもなく、完ぺきなこと。

    例文:完全無欠の人間などいないから、失敗しても落ちこまなくていい。

  15. 観念的かんねんてき

    頭の中だけで考えて、実際とは結びつかないようす。

    例文:観念的な考えばかりで、実際にどうするかが決まっていない。

  16. 感無量かんむりょう

    うれしさなどで胸がいっぱいになり、言葉が出ないほどであること。

    例文:長年の夢がかなって、母は感無量の表情でなみだを流した。

  17. 我田引水がでんいんすい

    自分の得になるように、ものごとを言ったり進めたりすること。

    例文:自分のチームだけが得をする案は、我田引水だと言われた。

  18. 機械的きかいてき

    考えずに、決まった動きをくり返すだけのようす。

    例文:毎日同じ作業を機械的にくり返していると、つまらなくなる。

  19. 危機一髪ききいっぱつ

    大きな危険が、すぐそこまでせまっている、とてもあぶない状態。

    例文:あらしの中で船がしずみかけ、危機一髪の状態が続いた。

  20. 危機感ききかん

    このままでは大変なことになると、あせりや不安を感じる気持ち。

    例文:ライバルの成績が上がり、私は強い危機感をもって勉強を始めた。

  21. 危急存亡ききゅうそんぼう

    生きのびるか、ほろびるかが決まる、ぎりぎりの場面。

    例文:会社は危急存亡の時をむかえ、社員みんなでちえを出し合った。

  22. 気苦労きぐろう

    あれこれ人のことを考えて、心がつかれること。

    例文:転校したばかりの妹は、友達づくりで気苦労が絶えない様子だった。

  23. 起死回生きしかいせい

    ほとんどだめになりかけたところから、勢いを取りもどして立ち直ること。

    例文:九回の裏、起死回生のホームランで試合に勝った。

  24. 起承転結きしょうてんけつ

    文章や物語を、はじめ・つづき・変化・むすびの四つに分ける組み立て。

    例文:作文は起承転結を考えてから書くと、話の流れがよくなる。

  25. 喜色満面きしょくまんめん

    うれしい気持ちが、顔いっぱいに出ているようす。

    例文:合格を知った妹は、喜色満面で家にかけこんできた。

  26. 奇想天外きそうてんがい

    ふつうの人がまず考えつかないほど、とても変わっていること。

    例文:その小説は、奇想天外な話の展開で読む人をおどろかせた。

  27. 几帳面きちょうめん

    何をするにも、すみずみまできちんとして、いいかげんにしないようす。

    例文:姉は几帳面で、ノートの字もいつもきれいにそろえて書いている。

  28. 喜怒哀楽きどあいらく

    うれしい、おこる、悲しい、楽しいという人の心の動き。

    例文:かれは喜怒哀楽がはっきりしていて、気持ちがすぐ顔に出る。

  29. 急先鋒きゅうせんぽう

    だれよりも先に立って、勢いよく行動する人。

    例文:かれは校則を変える運動の急先鋒として、みんなに呼びかけた。

  30. 急転直下きゅうてんちょっか

    それまでの流れが急に変わり、一気に決着がつくこと。

    例文:長引いた話し合いは、急転直下、解決することになった。

  31. 協調性きょうちょうせい

    まわりの人と気持ちや行動を合わせて、いっしょにやっていく性質。

    例文:協調性のある人は、グループ活動でもみんなの意見をまとめるのが上手だ。

  32. 虚栄心きょえいしん

    実際よりよく見せて、人にすごいと思われたい気持ち。

    例文:虚栄心が強い兄は、友達の前でおおげさな話ばかりしている。

  33. 金科玉条きんかぎょくじょう

    ぜったいに守るべき大切なきまりや、教えのこと。

    例文:祖母の言葉を金科玉条として、毎日あいさつをかかさない。

  34. 金字塔きんじとう

    後の世まで語りつがれる、すばらしい成果や仕事。

    例文:この発明は、日本の科学の歴史にかがやく金字塔となった。

  35. 疑心暗鬼ぎしんあんき

    一度うたがい始めると、何でもないことまで悪く思えてくること。

    例文:友達に悪口を言われた気がして、疑心暗鬼になってしまった。

  36. 義務感ぎむかん

    好ききらいではなく、決まりだからやらなくてはと思う気持ち。

    例文:好きではないが、義務感でそうじを毎日続けている。

  37. 逆効果ぎゃくこうか

    ねらったこととは反対の、よくない結果になること。

    例文:しかったつもりが、かえって逆効果になり、妹はますますすねた。

  38. 銀世界ぎんせかい

    雪がふりつもって、あたり一面が白くかがやく景色。

    例文:朝起きると、庭も道も雪におおわれた銀世界だった。

  39. 空前絶後くうぜんぜつご

    過去にもなく、これからもないと思えるほど、めずらしいこと。

    例文:そのピアニストの演奏は、空前絶後のすばらしさだった。

  40. 群集心理ぐんしゅうしんり

    多くの人が集まったとき、まわりにつられて起こる心の動き。

    例文:ひとりが走りだすと、群集心理で、みんなもつられて走りだした。

  41. 形骸化けいがいか

    もともとの目的や中身がなくなり、形だけが残ること。

    例文:毎朝の朝礼が、ただ並ぶだけの形骸化した行事になっている。

  42. 決定的けっていてき

    それで勝ち負けなどがはっきり分かれるほど、大事なようす。

    例文:試合の終わり近くに決めたゴールが、決定的な一点となった。

  43. 建設的けんせつてき

    物ごとをよくするために、前向きに考えて進めるようす。

    例文:文句を言うより、どうすればよいかを考える建設的な話し合いにしよう。

  44. 下剋上げこくじょう

    立場の弱い者が、強い者をたおして上の地位につくこと。

    例文:戦国時代は、家来が主君をたおす下剋上の世の中だった。

  45. 言行一致げんこういっち

    言ったことと、行いが同じであること。

    例文:言行一致の先生は、約束したことを必ず守ってくれる。

  46. 現代的げんだいてき

    いまの時代らしい感じがするようす。

    例文:その建物は、ガラスを多く使った現代的なデザインだ。

  47. 原動力げんどうりょく

    ものごとを進める、もとになる力。

    例文:くやしい気持ちが、かれを毎日練習させる原動力になった。

  48. 高圧的こうあつてき

    相手の意見を聞かず、おさえつけるような態度をとるようす。

    例文:先生は高圧的な言い方をやめて、生徒の話をゆっくり聞いた。

  49. 紅一点こういってん

    大ぜいの男の人の中に、女の人がただ一人まじっていること。

    例文:サッカー部のマネージャーは、紅一点でみんなにたよりにされている。

  50. 厚顔無恥こうがんむち

    ずうずうしくて、はじを感じないようす。

    例文:約束を破ってもあやまらないとは、厚顔無恥にもほどがある。

  51. 好奇心こうきしん

    見たことのないものや、ふしぎなことを知りたいと思う気持ち。

    例文:弟は好奇心が強く、見たことのない虫を見つけるとすぐ観察する。

  52. 公私混同こうしこんどう

    おおやけの仕事と、自分のことを、いっしょにしてしまうこと。

    例文:会社の車を休みの日に私用で使うのは、公私混同だ。

  53. 向上心こうじょうしん

    いまよりもっとよくなろうと、努力する気持ち。

    例文:向上心のある妹は、毎日ピアノを夜まで練習している。

  54. 好敵手こうてきしゅ

    実力が同じくらいで、競い合うのにちょうどよい相手。

    例文:あの選手は、長年兄と競い合ってきた好敵手だ。

  55. 公平無私こうへいむし

    自分の得を考えず、だれに対してもかたよらずに接すること。

    例文:学級委員は公平無私な態度で、だれの意見も同じように聞いた。

  56. 公明正大こうめいせいだい

    かくしごとがなく、堂々として正しいこと。

    例文:くじ引きは公明正大に行われ、だれも文句を言わなかった。

  57. 小細工こざいく

    ちょっとした仕かけで、うまくごまかそうとすること。

    例文:小細工をしてごまかさず、正々堂々と勝負した。

  58. 小手先こてさき

    手先だけの器用さで、その場をごまかそうとするやり方。

    例文:小手先のごまかしはやめて、一からきちんと勉強し直すことにした。

  59. 孤立無援こりつむえん

    まわりに仲間がおらず、助けてくれる人もいないこと。

    例文:転校したばかりのころは、孤立無援で、とてもさみしかった。

  60. 根本的こんぽんてき

    ものごとの、いちばんもとのところにかかわるようす。

    例文:ちこくが多い根本的な原因は、夜ふかしにある。

  61. 合理的ごうりてき

    むだがなく、筋道が通っているようす。

    例文:時間をむだにしないために、いちばん近い道を選ぶのは合理的だ。

  62. 後生大事ごしょうだいじ

    ものをとても大切にして、手ばなさずに持ち続けること。

    例文:兄は小さいころもらったお守りを、後生大事にしまっている。

  63. 五里霧中ごりむちゅう

    どうしたらよいか分からず、とまどっていること。

    例文:新しい町で道に迷い、地図もなく五里霧中の状態だった。

  64. 言語道断ごんごどうだん

    あまりにひどくて、言葉で言い表せないこと。

    例文:順番をぬかして割りこむなんて、言語道断のふるまいだ。

さ行

  1. 最高潮さいこうちょう

    もり上がりが、いちばん高くなるところ。

    例文:花火大会は、大きな花火が続けて上がる場面で最高潮に達した。

  2. 再三再四さいさんさいし

    同じことを、何度も何度もくり返すようす。

    例文:先生から再三再四注意されたのに、また宿題を忘れた。

  3. 匙加減さじかげん

    量やきびしさなどを、その場に合わせて調節すること。

    例文:宿題の量は、先生の匙加減ひとつで、多くも少なくもなる。

  4. 殺風景さっぷうけい

    かざりけや楽しみがなく、見ていて味気ないようす。

    例文:家具もかざりもない部屋は、とても殺風景に見えた。

  5. 三寒四温さんかんしおん

    冬から春先にかけて、寒い日と暖かい日が数日ごとに入れかわる気候。

    例文:三寒四温で、春が近づくにつれて、少しずつ暖かくなってきた。

  6. 三々五々さんさんごご

    人々が、少人数でばらばらに行動するようす。

    例文:終業式のあと、生徒たちは三々五々、家へ帰っていった。

  7. 山紫水明さんしすいめい

    山や川の景色が、すんで美しいこと。

    例文:山紫水明の地として知られる温泉町で、のんびり休日をすごした。

  8. 山川草木さんせんそうもく

    山、川、草、木など、自然のすべてのこと。

    例文:この町は山川草木のめぐみが豊かで、四季のながめが美しい。

  9. 賛否両論さんぴりょうろん

    賛成の意見と反対の意見が、どちらもあること。

    例文:新しい校則については賛否両論があり、話し合いが続いた。

  10. 罪悪感ざいあくかん

    悪いことをしたと思って、心がいたむ気持ち。

    例文:友達にうそをついたことを思い出すたびに、罪悪感で胸が苦しくなる。

  11. 試金石しきんせき

    物の値打ちや人の力を、ためして見きわめるもの。

    例文:初めての大会は、半年の努力が通用するかを見る試金石だ。

  12. 四苦八苦しくはっく

    ひどく苦しんだり、たいへん苦労したりすること。

    例文:家族が多いので、母は毎月のお金のやりくりに四苦八苦している。

  13. 試行錯誤しこうさくご

    失敗しながら、何度もやり方を変えてよい方法を見つけること。

    例文:パズルを解くのに、試行錯誤をくり返して、ようやく完成させた。

  14. 七転八倒しってんばっとう

    苦しさのあまり、転げ回ってもがくこと。

    例文:ひどい歯の痛みで、弟は一晩じゅう七転八倒した。

  15. 質疑応答しつぎおうとう

    質問をしたり、その質問に答えたりすること。

    例文:発表のあとの質疑応答で、たくさんの手があがった。

  16. 質実剛健しつじつごうけん

    かざらずまじめで、心もからだもたくましいこと。

    例文:祖父は質実剛健な人で、むだづかいをせず、毎朝走っている。

  17. 四方八方しほうはっぽう

    あちらこちらの、すべての方向。

    例文:ボールが四方八方にとびちり、校庭は大さわぎになった。

  18. 使命感しめいかん

    自分にあたえられた大切な役目だと信じて、進んで果たそうとする気持ち。

    例文:かんごしの姉は、人を助ける使命感をもって毎日はたらいている。

  19. 終始一貫しゅうしいっかん

    始めから終わりまで、一つの態度や考えをずっと変えずに通すこと。

    例文:市長は終始一貫して、その計画に反対の立場をとり続けた。

  20. 集大成しゅうたいせい

    長い間のとりくみを、ひとつにまとめあげたもの。

    例文:この作品は、画家が五十年かけてえがいてきた絵の集大成だ。

  21. 主客転倒しゅかくてんとう

    中心となる人やものと、それを助ける側の立場が、入れかわってしまうこと。

    例文:手伝いの人が勝手に決めて、本人はだまって見ているだけでは主客転倒だ。

  22. 主観的しゅかんてき

    自分だけの見方や気持ちにもとづいているようす。

    例文:それは君の主観的な意見で、みんなが同じとは限らない。

  23. 取捨選択しゅしゃせんたく

    必要なものをえらんで残し、いらないものはすてること。

    例文:たくさんの情報から、必要なものを取捨選択して発表をまとめた。

  24. 主体的しゅたいてき

    人にたよらず、自分の考えで決めて進めるようす。

    例文:主体的に取り組む人ほど、新しいことをすぐ覚えられる。

  25. 首尾一貫しゅびいっかん

    話や文章などの、はじめと終わりがくいちがわず、すじが通っていること。

    例文:首尾一貫した作文にするため、書く前に言いたいことを一つに決めた。

  26. 修羅場しゅらば

    はげしい争いや、ひどいさわぎが起こっている場面。

    例文:宿題のしめ切り前の夜は、家じゅうが修羅場のようなさわぎになった。

  27. 春夏秋冬しゅんかしゅうとう

    四つの季節。また、一年じゅう。

    例文:この島は春夏秋冬、いつ行っても花がさいている。

  28. 松竹梅しょうちくばい

    めでたいとされる三つの植物を合わせた言い方。上・中・下の等級の名にも使う。

    例文:すしのコースは、松竹梅の三つの値段から選べる。

  29. 正念場しょうねんば

    本当の力を出さなければならない、いちばんのがんばりどころ。

    例文:三年間の努力が実るかどうか、明日の試合が正念場になる。

  30. 諸行無常しょぎょうむじょう

    この世のものはすべて、いつかはほろび、同じままではいられないという教え。

    例文:満開の桜が散るのを見て、諸行無常をしみじみ感じた。

  31. 初志貫徹しょしかんてつ

    はじめに思った決意を、最後までつらぬくこと。

    例文:毎日走ると決めたので、初志貫徹をめざして、雨の日も走った。

  32. 枝葉末節しようまっせつ

    主なことからはずれた、あまり大事でない細かいところ。

    例文:枝葉末節にこだわらず、まず全体の内容をつかもう。

  33. 思慮分別しりょふんべつ

    よく考えて、物事のよしあしを見分けること。

    例文:大人になるほど、思慮分別をもって行動することが大切だ。

  34. 司令塔しれいとう

    チームなどで、全体に指示を出して動かす中心の人。

    例文:あの選手は、みんなに指示を出す司令塔として、チームの動きを組み立てる。

  35. 心機一転しんきいってん

    あることをきっかけに、気持ちをすっかり入れかえること。

    例文:新学期をむかえて、心機一転、毎日の勉強にはげんでいる。

  36. 親近感しんきんかん

    身近で、仲よくなれそうだと感じる気持ち。

    例文:同じ町で育ったと聞いて、その人に親近感がわいた。

  37. 神経質しんけいしつ

    小さなことが気になって、細かく心配しやすい性質。

    例文:姉は神経質で、机の物が少しずれても直さずにはいられない。

  38. 真骨頂しんこっちょう

    そのものが本当にもっている、すぐれた力や値打ちが出たところ。

    例文:むずかしい場面で落ち着いて投げるところに、かれの真骨頂がある。

  39. 針小棒大しんしょうぼうだい

    ささいなことを、実際よりずっと大きく言いふらすこと。

    例文:ちょっとしたけがを大けがのように話すのは針小棒大だ。

  40. 新進気鋭しんしんきえい

    新しく世に出て、やる気と勢いのあること。

    例文:新進気鋭の作家が書いた小説が、学校で人気になった。

  41. 真善美しんぜんび

    まことと、よいことと、美しいこと。人が目ざす理想。

    例文:学者は、人が追い求める理想を真善美という言葉で表した。

  42. 新陳代謝しんちんたいしゃ

    古いものが外に出て、新しいものと入れかわること。

    例文:子どものからだは新陳代謝がさかんで、すりきずもすぐ治る。

  43. 新天地しんてんち

    新しく活やくしたり、くらしたりするために向かう場所。

    例文:転校をきっかけに、新天地で一から友達づくりを始めた。

  44. 森羅万象しんらばんしょう

    この世にある、ありとあらゆるもの。

    例文:科学者は、森羅万象のしくみをときあかそうと研究を続けた。

  45. 直談判じかだんぱん

    間に人を入れず、相手と直接話し合って決めること。

    例文:ゆずってもらうため、持ち主の家へ行って直談判した。

  46. 自画自賛じがじさん

    自分のしたことを、自分でほめること。

    例文:自分の作品を自画自賛するだけでなく、人の意見も聞こう。

  47. 自給自足じきゅうじそく

    生活に必要なものを、人にたよらず自分の力で作って用意すること。

    例文:祖父母は畑で野菜を育てて、ほぼ自給自足の生活をしている。

  48. 自業自得じごうじとく

    自分のした悪い行いの報いを、自分で受けること。

    例文:宿題をしなかったので、先生にしかられたのは自業自得だ。

  49. 自尊心じそんしん

    自分の値打ちをみとめて、ほこりに思う気持ち。

    例文:自尊心の強い兄は、人前で失敗を笑われるのをいやがる。

  50. 自発的じはつてき

    言われなくても、自分から進んでおこなうようす。

    例文:自発的に手をあげて、そうじの係を引き受けた。

  51. 自暴自棄じぼうじき

    うまくいかなくて、やけになり、投げやりになること。

    例文:一度失敗しても、自暴自棄にならずに、もう一度ちょうせんしよう。

  52. 自問自答じもんじとう

    自分で自分に問いかけて、自分でこたえること。

    例文:本当にこれでいいのかと、夜どおし自問自答を続けた。

  53. 弱肉強食じゃくにくきょうしょく

    強いものが、弱いものをえじきにして栄えること。

    例文:野生動物の世界は、弱肉強食の厳しい世界だ。

  54. 縦横無尽じゅうおうむじん

    あちらこちらへ、思う存分に動き回るようす。

    例文:公園の中を、子犬が縦横無尽にかけ回っている。

  55. 十人十色じゅうにんといろ

    好みや考え方が、人によってちがうこと。

    例文:好きな給食は十人十色で、意見がぴったり合うことはなかった。

  56. 順風満帆じゅんぷうまんぱん

    ものごとが、思いどおりにうまく進んでいくこと。

    例文:兄の仕事は順風満帆で、入社三年で係長に選ばれた。

  57. 自由自在じゆうじざい

    自分の思うとおりに、使ったり動かしたりできること。

    例文:兄は新しいパソコンを、もう自由自在に使いこなしている。

  58. 助太刀すけだち

    争いごとや試合で、仲間に味方して手伝うこと。

    例文:兄が言い争いになったとき、ぼくは助太刀に入って兄の味方をした。

  59. 晴耕雨読せいこううどく

    天気のよい日は田畑で働き、雨がふれば家で読書をする、のんびりした生活。

    例文:祖父は田舎で、晴耕雨読の生活を楽しんでいる。

  60. 青天白日せいてんはくじつ

    心にやましいところがなく、疑いがすっかりはれること。

    例文:調べた結果、青天白日の身となり、かれはほっとした。

  61. 世界観せかいかん

    世の中や人生を、自分はこう見るという考え方。

    例文:この作家の物語には、ほかの人にはまねできない世界観がある。

  62. 世間体せけんてい

    世の中の人から見たときの、自分や家のかっこう。

    例文:世間体を気にして、近所の人の前ではいつもぎょうぎよくしていた。

  63. 切磋琢磨せっさたくま

    仲間とはげまし合い、競い合いながら、ともに力をのばすこと。

    例文:ライバルと切磋琢磨して、勉強も部活もがんばった。

  64. 雪月花せつげつか

    冬・秋・春をそれぞれ代表する、自然の美しいながめをまとめた言い方。

    例文:旅館の部屋の名前は、雪月花の三つにちなんで付けられていた。

  65. 瀬戸際せとぎわ

    うまくいくか、だめになるかが分かれる、きわどいところ。

    例文:勝つか負けるかの瀬戸際で、全員が力をふりしぼった。

  66. 千客万来せんきゃくばんらい

    たくさんの客が、次々に来ること。

    例文:開店初日は千客万来で、お店の前に長い行列ができた。

  67. 千差万別せんさばんべつ

    人やものが一つ一つちがっていて、いろいろな種類があること。

    例文:同じ種類の貝でも、もようは千差万別で、二つと同じものはない。

  68. 千載一遇せんざいいちぐう

    とても長い間に一度しかないような、めったにないよい機会。

    例文:世界的な選手に教えてもらえるなんて、千載一遇のチャンスだ。

  69. 先入観せんにゅうかん

    実際に知る前から心にあって、ものの見方をかたよらせる考え。

    例文:見た目だけで先入観をもたず、まずはその人と話してみよう。

  70. 千変万化せんぺんばんか

    ようすが、さまざまに次々と変わること。

    例文:山の天気は千変万化で、晴れたと思えばすぐ雨になる。

  71. 千里眼せんりがん

    遠くの出来事や、先のことを見通す、ふしぎな力。

    例文:祖母は千里眼のように、私がかくしたテストの点を言い当てた。

  72. 絶体絶命ぜったいぜつめい

    どうしてもにげられない、ぎりぎりのつらい立場。

    例文:試合は残り一分で三点差になり、絶体絶命のピンチになった。

  73. 前後不覚ぜんごふかく

    ぐっすりねむったり気を失ったりして、まわりのことがまるで分からないようす。

    例文:つかれきって前後不覚にねむり、朝まで目がさめなかった。

  74. 前人未踏ぜんじんみとう

    これまでだれもたどりついたことがないこと。

    例文:その登山家は、前人未踏の山の頂上に、世界ではじめて立った。

  75. 前代未聞ぜんだいみもん

    これまで耳にしたこともないような、とんでもなくめずらしいこと。

    例文:教室にカラスが入りこむなんて、前代未聞のできごとだ。

  76. 前途多難ぜんとたなん

    この先、苦しいことやこまったことに、たくさんぶつかりそうなこと。

    例文:初めての海外生活は前途多難だと思ったが、友達ができて安心した。

  77. 前途有望ぜんとゆうぼう

    これから先の将来に、よいことが期待できること。

    例文:その新入部員は足が速く、前途有望だと先生が言った。

  78. 創意工夫そういくふう

    新しい考えを思いついて、よりよい方法を考えること。

    例文:文化祭では、クラスで創意工夫をこらした出し物をした。

  79. 走馬灯そうまとう

    絵が回りながら次々に見えるあかり。また、思い出が次々にうかぶようす。

    例文:さよならの日、思い出が走馬灯のように頭をかけめぐった。

た行

  1. 大器晩成たいきばんせい

    本当にすぐれた人は、若いうちは目立たず、時間をかけて大きく成長すること。

    例文:兄は大器晩成で、大人になってから大活やくするようになった。

  2. 大義名分たいぎめいぶん

    行いのもとになる、人として正しいといえる理由やすじ道。

    例文:かれは大義名分をかかげて、クラスの決まりを変えようとした。

  3. 大言壮語たいげんそうご

    できそうもないことを、えらそうに言うこと。

    例文:かれは大言壮語するけれど、約束したことをやったためしがない。

  4. 太鼓判たいこばん

    まちがいがないと、強く保証すること。

    例文:この店のカレーはおいしいと、友達が太鼓判をおした。

  5. 立往生たちおうじょう

    前にも後ろにも進めず、その場で動けなくなること。

    例文:大雪で電車が止まり、駅のホームで立往生してしまった。

  6. 立役者たてやくしゃ

    いちばん力を出して、物ごとが成功する中心になった人。

    例文:優勝の立役者は、最後に点を決めたキャプテンだ。

  7. 他力本願たりきほんがん

    自分ではがんばらず、人にたよってすませようとすること。

    例文:宿題を友達に写させてもらうなんて、他力本願はよくないよ。

  8. 単刀直入たんとうちょくにゅう

    前おきをしないで、いきなり大事な話に入ること。

    例文:回りくどい言い方をやめて、単刀直入に用件を伝えた。

  9. 大黒柱だいこくばしら

    家や会社などで、中心になってささえている人。

    例文:父は家族の大黒柱として、毎日はたらいてくれている。

  10. 醍醐味だいごみ

    そのことでなければ味わえない、本当のおもしろさ。

    例文:山の頂上から見る朝日こそ、登山の醍醐味だと思う。

  11. 第三者だいさんしゃ

    その事がらに直接かかわっていない、ほかの人。

    例文:けんかの原因は、第三者の意見も聞いてから考えよう。

  12. 大丈夫だいじょうぶ

    あぶないところがなく、安心できるようす。

    例文:転んだけれど、ひざをすりむいただけだから大丈夫だよ。

  13. 大胆不敵だいたんふてき

    度胸があって、何ものもおそれないようす。

    例文:大胆不敵な作戦で、強い相手チームから一点を取った。

  14. 大同小異だいどうしょうい

    細かい部分に少しちがいはあるが、だいたい同じであること。

    例文:どの案も大同小異で、決め手になるものが見つからない。

  15. 打算的ださんてき

    自分の得になるかどうかを考えて行動するようす。

    例文:かれがやさしくするのは、打算的な気持ちからだと思う。

  16. 断片的だんぺんてき

    全体のごく一部分だけで、まとまりがないようす。

    例文:事故のことは、近くにいた人から断片的な話しか聞けなかった。

  17. 地平線ちへいせん

    広い陸の先で、空と大地がつながって見える線。

    例文:草原のはてに、太陽がしずんでゆく地平線が見えた。

  18. 朝三暮四ちょうさんぼし

    目の前のちがいにとらわれて、結果が同じことに気づかないこと。

    例文:合計は同じなのに、毎月少しずつはらうほうが安く感じるのは朝三暮四だ。

  19. 張本人ちょうほんにん

    よくないことを起こした、おおもとの人。

    例文:花びんをわった張本人は、正直に先生のところへ名乗り出た。

  20. 朝令暮改ちょうれいぼかい

    出された命令や方針が、すぐに変わって、あてにならないこと。

    例文:キャプテンの言うことが朝令暮改で、部員たちは何を信じればいいのかこまった。

  21. 付焼刃つけやきば

    その場しのぎで身につけた知識や技で、本物ではないこと。

    例文:テスト前日の付焼刃の勉強では、むずかしい問題は解けない。

  22. 低姿勢ていしせい

    いばらずに、相手にひかえめでていねいな態度をとること。

    例文:ミスをした店員は、お客さんに低姿勢であやまっていた。

  23. 適材適所てきざいてきしょ

    その人の力に合った仕事や役目をあたえること。

    例文:係を決めるときは、適材適所で得意なことを任せよう。

  24. 徹頭徹尾てっとうてつび

    はじめから終わりまで、少しもゆるめずに、あくまでやり通すようす。

    例文:かれは徹頭徹尾、自分の意見を変えず、反対し続けた。

  25. 典型的てんけいてき

    そのなかまの特ちょうを、いちばんよく表しているようす。

    例文:雪が多く、冬が長いのは、この地方の典型的な気候だ。

  26. 天王山てんのうざん

    勝ち負けを大きく決める、大事な戦いや試合。

    例文:来週の直接対決は、優勝争いの天王山になるだろう。

  27. 天変地異てんぺんちい

    じしんや台風など、自然に起こる、ふつうでない出来事。

    例文:昔の人は、天変地異をおそれて、神様にいのった。

  28. 出来心できごころ

    深く考えずに、ふとしたはずみで悪いことをしてしまう心の動き。

    例文:つい出来心で、ひろった消しゴムを持って帰ってしまった。

  29. 電光石火でんこうせっか

    ひじょうに短い時間や、動きがとてもすばやいこと。

    例文:ゴールキーパーは、電光石火の動きでボールを止めた。

  30. 東西南北とうざいなんぼく

    東・西・南・北の四つの方角のこと。どの方向も、という意味でも使う。

    例文:東西南北、どちらを見ても高いビルが立ち並んでいる。

  31. 登竜門とうりゅうもん

    そこを通れば出世できると言われる、大切な関門。

    例文:この賞は、若い作家にとって世に出るための登竜門だ。

  32. 都会的とかいてき

    人が多い大きな町らしく、あかぬけて見えるようす。

    例文:姉は東京の大学に行ってから、服そうが都会的になった。

  33. 突破口とっぱこう

    行きづまった状態を打ちぬくための、きっかけとなるところ。

    例文:難問をとくための突破口を見つけ、一気に答えまでたどり着いた。

  34. 同工異曲どうこういきょく

    見た目や方法はちがっても、中身は同じようなこと。

    例文:二つの小説は同工異曲で、話のすじがほとんど同じだ。

  35. 度外視どがいし

    損や得などを考えに入れず、ないものとして行動すること。

    例文:弟は損得を度外視して、友達のために一日じゅう手伝った。

  36. 独擅場どくせんじょう

    その人だけが、思うぞんぶん力を発揮できる場面。

    例文:さいごのクイズは歴史が得意な兄の独擅場で、ほかの人は手が出なかった。

  37. 独断専行どくだんせんこう

    相談せず、自分だけの考えで物事を行うこと。

    例文:リーダーが独断専行したので、チームのみんなが不満をもった。

  38. 独立独歩どくりつどっぽ

    人にたよらず、自分の力で進んでいくこと。

    例文:祖父は独立独歩の人生を送り、自分の店をもった。

  39. 土壇場どたんば

    物事がもうすぐ終わる、最後のぎりぎりの場面。

    例文:試合が終わるまぎわの土壇場で、同点のシュートが決まった。

  40. 泥仕合どろじあい

    おたがいの悪いところをあばき合う、みにくいあらそい。

    例文:言った言わないで、ふたりの口げんかは泥仕合になった。

な行

  1. 長丁場ながちょうば

    かかる時間が長くて、なかなか終わらない仕事や勝負。

    例文:受験勉強は長丁場なので、あせらずに毎日こつこつ取り組もう。

  2. 生半可なまはんか

    いいかげんで、知識や覚ごがじゅうぶんでないこと。

    例文:生半可な気持ちでは、毎朝のマラソンは続けられない。

  3. 生返事なまへんじ

    ちゃんと聞かずに、いいかげんにするあいまいなへんじ。

    例文:兄はゲームに夢中で、母の話に生返事ばかりしていた。

  4. 二極化にきょくか

    ものごとが、反対のふたつの方向に分かれていくこと。

    例文:夏休みのあと、よく勉強する子とまったくしない子に二極化した。

  5. 二者択一にしゃたくいつ

    二つのうち、どちらか一つだけをえらぶこと。

    例文:遊びに行くか家で勉強するか、二者択一をせまられた。

  6. 二束三文にそくさんもん

    ねだんがひじょうに安く、ほとんどお金にならないこと。

    例文:古い雑誌をまとめて売ったが、二束三文にしかならなかった。

  7. 日進月歩にっしんげっぽ

    毎日、毎月のように、たえまなく進歩していくこと。

    例文:科学の技術は日進月歩で、新しい機械が次々と生まれる。

  8. 能天気のうてんき

    あまり深く考えず、のんきで気楽なようす。

    例文:宿題が山ほどあるのに、弟は能天気に昼ねをしている。

は行

  1. 排他的はいたてき

    自分たちの仲間でない人を、受け入れようとしないようす。

    例文:新入りを受け入れない排他的なふんいきでは、人は集まらない。

  2. 博覧強記はくらんきょうき

    多くの本を読んで、いろいろなことをよくおぼえていること。

    例文:図書館の先生は博覧強記で、何を聞いてもすぐに答えが返ってくる。

  3. 八方美人はっぽうびじん

    だれにでもいい顔をして、よく思われようとする人。

    例文:かれは八方美人で、だれの意見にもすぐ賛成してしまう。

  4. 破天荒はてんこう

    今まで、だれもやったことのないことをするようす。

    例文:世界一周を歩いて回るという破天荒な計画に、みんな目を丸くした。

  5. 半信半疑はんしんはんぎ

    本当かどうか分からず、信じきれないこと。

    例文:宝くじが当たったと聞いても、半信半疑で、何度も番号を見直した。

  6. 馬耳東風ばじとうふう

    人の意見を聞き流して、少しも気にしないこと。

    例文:母の注意を馬耳東風と聞き流し、ゲームを続けてしまった。

  7. 抜本的ばっぽんてき

    問題の原因をなくすため、おおもとから変えるようす。

    例文:ごみ問題を解決するには、抜本的な対策が必要だ。

  8. 非公式ひこうしき

    おおやけに決められた手続きや形をとらないようす。

    例文:大臣は非公式に外国の代表と会って、話をした。

  9. 非常識ひじょうしき

    世の中の人がふつうに知っているやり方から外れていること。

    例文:夜中に大声で歌うのは、非常識だと注意された。

  10. 他人事ひとごと

    自分には関係がないと思って、気にかけないこと。

    例文:友達が困っているのに、他人事のように見ているのはよくない。

  11. 一筋縄ひとすじなわ

    ふつうのやり方。「〜ではいかない」の形で使うことが多い。

    例文:あの相手は強いから、一筋縄ではいかないだろう。

  12. 檜舞台ひのきぶたい

    自分の力を、大ぜいの人の前ではなやかに見せられる場所。

    例文:ピアノを始めて十年、ついに全国大会という檜舞台に立った。

  13. 非売品ひばいひん

    売るためのものではなく、売り出されない品物。

    例文:この人形は店にかざってあるだけで、非売品だと言われた。

  14. 秘密裏ひみつり

    ほかの人に知られることのないよう、ひそかにものごとを進めること。

    例文:新しい商品の開発は、会社の中で秘密裏に進められた。

  15. 百発百中ひゃっぱつひゃくちゅう

    うった物が、ねらったところにすべて当たること。

    例文:かれのシュートは百発百中で、練習では一本も外さない。

  16. 表裏一体ひょうりいったい

    ふたつのことが、切りはなせないほど深くつながっていること。

    例文:安全と便利は表裏一体で、かたほうだけを選べない。

  17. 日和見ひよりみ

    どちらが有利かをながめて、はっきりした態度を決めないこと。

    例文:意見が分かれたとき、かれは日和見を決めこんで何も言わなかった。

  18. 品行方正ひんこうほうせい

    ふだんの行いが正しく、きちんとしているようす。

    例文:かれは品行方正な生徒で、みんなのお手本になっている。

  19. 美辞麗句びじれいく

    うわべだけをきれいにかざった、聞こえのよい言葉。

    例文:美辞麗句をならべても、行動がともなわなければ意味がない。

  20. 不安定ふあんてい

    ぐらぐらして落ち着かず、しっかりしていないようす。

    例文:このいすは足の長さがそろわず、すわると不安定だ。

  21. 不案内ふあんない

    その土地や事がらについて、よく知らないこと。

    例文:この町には先月引っこしてきたので、道にはまだ不案内です。

  22. 風物詩ふうぶつし

    その季節ならではの感じを、強く思い起こさせる物事。

    例文:夏の夜空に開く花火は、日本の夏の風物詩だ。

  23. 不可解ふかかい

    どう考えても理由が分からず、なぞめいているようす。

    例文:犬が急に庭の穴をほり始めたのが、ぼくには不可解だった。

  24. 不可欠ふかけつ

    なくてはならないほど、大切なこと。

    例文:ぐっすりねむることは、体を休めるために不可欠だ。

  25. 不謹慎ふきんしん

    場にふさわしくなく、ふざけているようす。

    例文:おそうしきの場で大声で笑うのは、とても不謹慎だ。

  26. 袋小路ふくろこうじ

    行き止まりの道。ものごとが先に進まなくなった状態。

    例文:話し合いは意見が分かれ、袋小路に入ってしまった。

  27. 不具合ふぐあい

    物の調子がよくなく、うまく動かないこと。

    例文:パソコンに不具合が起きて、画面が急に動かなくなった。

  28. 不言実行ふげんじっこう

    えらそうなことを口にせず、やるべきことをきちんとやりとげること。

    例文:姉は不言実行の人で、何も言わずに毎日家の手伝いをしている。

  29. 不公平ふこうへい

    あつかいにかたよりがあって、同じではないこと。

    例文:くじも引かずに席を決めるのは不公平だと思う。

  30. 富国強兵ふこくきょうへい

    国をゆたかにして、軍隊を強くすること。

    例文:明治政府は富国強兵をかかげ、工場や軍隊を整えた。

  31. 不自然ふしぜん

    いつもとちがって、わざとらしく感じられるようす。

    例文:写真の中のその人の笑顔は、どこか不自然に見えた。

  32. 不条理ふじょうり

    すじ道が通らず、正しいことが正しくあつかわれないこと。

    例文:努力した人がむくわれないのは不条理だと、兄は話した。

  33. 不世出ふせいしゅつ

    めったにいない、ずばぬけてすぐれていること。

    例文:かれは百年に一人と言われる不世出の天才だ。

  34. 不退転ふたいてん

    決めたことを守り、何があってもしりぞかないこと。

    例文:不退転の決意でマラソン大会の完走をめざし、毎朝走った。

  35. 不得意ふとくい

    うまくできず、あまり自信がもてないこと。

    例文:弟は走るのは速いが、泳ぐのはまだ不得意だ。

  36. 普遍的ふへんてき

    どんな場合にもあてはまるようす。

    例文:親が子を思う気持ちは、国がちがっても普遍的なものだ。

  37. 不眠不休ふみんふきゅう

    ねむらず休まずに、ずっと続けること。

    例文:台風でこわれた橋を直すため、職員は不眠不休で作業を続けた。

  38. 付和雷同ふわらいどう

    自分の考えがなく、ほかの人の意見にすぐ合わせること。

    例文:友だちの意見に付和雷同せず、自分の考えを持とう。

  39. 雰囲気ふんいき

    その場所や集まりに自然とただよう、全体の感じ。

    例文:この店は、あたたかい雰囲気で、はじめてでも落ち着ける。

  40. 粉骨砕身ふんこつさいしん

    力のかぎりをつくして、努力すること。

    例文:市長は、町の復興のために粉骨砕身はたらくと約束した。

  41. 無愛想ぶあいそう

    人に対する感じがよくなくて、そっけないこと。

    例文:店員が無愛想な顔でおつりをわたしたので、いやな気分になった。

  42. 不作法ぶさほう

    人前でのふるまいが、礼ぎにかなっていないこと。

    例文:食事中にひじをついて話すのは、不作法だと注意された。

  43. 仏頂面ぶっちょうづら

    ふきげんで、むすっとした顔つき。

    例文:弟は仏頂面で、ぼくの話に返事もしなかった。

  44. 文武両道ぶんぶりょうどう

    学問と武芸のどちらも、すぐれていること。

    例文:兄は勉強もサッカーも全力で取り組み、文武両道をめざしている。

  45. 平身低頭へいしんていとう

    体をかがめて頭を深く下げ、心からわびること。

    例文:約束をやぶったことを、友だちに平身低頭あやまった。

  46. 別世界べつせかい

    ふだんの暮らしとはまったくちがうふんいきの場所。

    例文:山おくの小さな村は、都会しか知らない私には別世界だった。

  47. 本末転倒ほんまつてんとう

    大切な目的と、そのための手段や細かいことを、取りちがえてしまうこと。

    例文:テストの点をよくするためにカンニングをしては本末転倒だ。

  48. 傍若無人ぼうじゃくぶじん

    人がいても気にせず、思いのままにふるまうようす。

    例文:電車で大声で話す傍若無人な態度に、まわりの人がこまった。

ま行

  1. 眉唾物まゆつばもの

    本当かどうか、うたがわしいもの。

    例文:必ずもうかるという話は、眉唾物だと思う。

  2. 満場一致まんじょういっち

    その場にいる全員の意見が、同じになること。

    例文:文化祭でやる劇の案は、満場一致で決まった。

  3. 未開発みかいはつ

    まだ手を入れて、使えるようにしていないこと。

    例文:この島には、未開発の自然がたくさん残っている。

  4. 未完成みかんせい

    まだ最後までできあがっていないこと。

    例文:兄がかいた絵は、色をぬっていない所が残り、未完成だ。

  5. 未公開みこうかい

    まだ多くの人に見せたり知らせたりしていないこと。

    例文:ある人の未公開の写真が、今日はじめてテレビで流された。

  6. 未使用みしよう

    一度も使っておらず、新しいままであること。

    例文:このノートは未使用なので、新品のまま友達にあげた。

  7. 身支度みじたく

    出かけるために、服をととのえたり用意をしたりすること。

    例文:朝早く起きた姉は、遠足のために念入りに身支度をした。

  8. 未成年みせいねん

    まだ大人とみとめられる年れいになっていない人。

    例文:未成年の人は、お酒を飲んではいけないと法律で決まっている。

  9. 未曾有みぞう

    これまでに一度も起きたことがないこと。大きな災害などに使うことが多い。

    例文:昨夜の大雨は、この町では未曾有の大きさで、川があふれた。

  10. 未知数みちすう

    これから先どうなるか、力がどれほどか、まだ分からないこと。

    例文:新入部員はまだ一度も試合に出ていないので、実力は未知数だ。

  11. 無意識むいしき

    自分でもそうと分からないうちにしてしまうこと。

    例文:考えごとをしながら歩いて、無意識に家と反対へ向かっていた。

  12. 無意味むいみ

    それをしても何にもならず、するだけむだなこと。

    例文:負けた試合をいつまでもくやんでも無意味だから、次に向けて練習しよう。

  13. 無我夢中むがむちゅう

    あることに、われを忘れて、一生けんめいになること。

    例文:無我夢中で走っているうちに、ゴールが目の前に見えた。

  14. 無機質むきしつ

    生き物らしさや温かみが感じられない、冷たいようす。

    例文:白いかべと机だけの部屋は、無機質な感じがした。

  15. 無差別むさべつ

    分けへだてをしないで、すべてを同じに取りあつかうこと。

    例文:体重で分けない無差別級の試合では、小さな選手が大きな選手に勝つこともある。

  16. 無神経むしんけい

    人の気持ちを考えず、思ったとおりにふるまうこと。

    例文:けがをした友達の前で足の速さを自まんするなんて無神経だ。

  17. 無尽蔵むじんぞう

    いくら使っても、なくなることがないほど豊かにあること。

    例文:わき出る水のように、かれのアイデアは無尽蔵だ。

  18. 無責任むせきにん

    自分のしたことの結果を引き受けようとしないようす。

    例文:約束をしておいて来ないなんて、無責任だと思う。

  19. 無造作むぞうさ

    とくに気をつかわず、かるい気持ちでするようす。

    例文:弟はぬいだ服を、無造作にいすの上へほうり投げた。

  20. 無頓着むとんちゃく

    ものごとを気にかけず、かまわないこと。

    例文:兄は服の流行に無頓着で、いつも同じセーターを着ている。

  21. 無病息災むびょうそくさい

    病気もなく、元気に毎日をすごすこと。

    例文:お正月には、一年の無病息災をいのって神社に行く。

  22. 無分別むふんべつ

    よい悪いや後のことをよく考えずに行動するようす。

    例文:後先を考えない無分別なふるまいを、先生にしかられた。

  23. 無味乾燥むみかんそう

    味わいやうるおいがなく、つまらないこと。

    例文:無味乾燥な説明ばかりで、授業がたいくつだった。

  24. 無理難題むりなんだい

    とうてい実行できないような、むちゃな注文を言いつけること。

    例文:一日で本を三冊読んで感想を書けなんて、無理難題を言わないでよ。

  25. 明鏡止水めいきょうしすい

    心にくもりがなく、静かで落ち着いているようす。

    例文:試合の前は、明鏡止水の心になって、落ち着いてのぞんだ。

  26. 目一杯めいっぱい

    入れられる量や出せる力の、ぎりぎりのところまで。

    例文:コップに目一杯ジュースを注いだら、ふちからこぼれてしまった。

  27. 面従腹背めんじゅうふくはい

    表では言うことを聞くふりをして、心の中では逆らうこと。

    例文:面従腹背の部下に、課長は最後まで気づかなかった。

  28. 目論見もくろみ

    こうしようと前もって考えた、計画やたくらみ。

    例文:雨がふる前に帰るという目論見ははずれ、とちゅうでずぶぬれになった。

  29. 物見遊山ものみゆさん

    気楽な気持ちで、あちこち見物に出かけること。

    例文:修学旅行は物見遊山ではなく、学ぶための旅行だ。

  30. 門外漢もんがいかん

    そのことの専門ではない人。また、直接かかわりのない人。

    例文:野球の話になると、私は門外漢で、まったくついていけない。

や行

  1. 役不足やくぶそく

    その人の力に対して、あたえられた仕事が軽すぎること。

    例文:全国一のピアニストに、合唱のばんそうは役不足だ。

  2. 唯一無二ゆいいつむに

    ただ一つだけで、ほかに同じものがないこと。

    例文:かれの歌声には、世界で唯一無二のみりょくがある。

  3. 有意義ゆういぎ

    やってよかったと思えるほど、値打ちがあって、ためになること。

    例文:休みの間にボランティアに参加できて、有意義な時間をすごせた。

  4. 優越感ゆうえつかん

    自分のほうがほかの人よりまさっていると思い、とくいになる気持ち。

    例文:テストで一番になり、友達に対して優越感をもってしまった。

  5. 有害無益ゆうがいむえき

    害があるだけで、役に立つことは何もないこと。

    例文:夜ふかしのしすぎは、成長期の子どもにとって有害無益だ。

  6. 優柔不断ゆうじゅうふだん

    あれこれまよって、なかなか物事を決められないようす。

    例文:メニューが決められず、優柔不断な自分がいやになった。

  7. 有名無実ゆうめいむじつ

    名前だけで、それにふさわしい中身がないこと。

    例文:ルールはあるのに守る人がいなくて、有名無実になっている。

  8. 油断大敵ゆだんたいてき

    気をゆるめると失敗するから、いつも気を引きしめなさいという教え。

    例文:勝っているときこそ、油断大敵だと自分に言い聞かせて走った。

  9. 夢心地ゆめごこち

    うっとりして、ゆめの中にいるような気分。

    例文:ずっと行きたかった遊園地に着き、夢心地で歩いた。

  10. 用意周到よういしゅうとう

    準備がよくできていて、手ぬかりがないようす。

    例文:兄は用意周到で、旅行の前に持ち物を何度も確かめた。

ら行

  1. 乱高下らんこうげ

    ねだんなどが、はげしく上がったり下がったりすること。

    例文:株のねだんが一日で乱高下し、ニュースになった。

  2. 利害得失りがいとくしつ

    もうけと損害。得ることと、なくすこと。

    例文:買う前に、利害得失をよく考えてから決めよう。

  3. 利己的りこてき

    自分の得だけを考えて、人のことを考えないようす。

    例文:利己的な行動をとる人は、まわりから信用されなくなる。

  4. 離合集散りごうしゅうさん

    人が集まったり、別れたりすること。

    例文:クラスがえのたびに、友だちの輪は離合集散をくりかえす。

  5. 理不尽りふじん

    すじの通らないことを、相手にむりにおしつけるようす。

    例文:何も悪いことをしていないのにおこられるのは理不尽だ。

  6. 竜頭蛇尾りゅうとうだび

    出だしは元気で勢いがあるのに、最後はぱっとしないで終わること。

    例文:大きな計画だったが、竜頭蛇尾に終わってしまった。

  7. 両極端りょうきょくたん

    二つのものが、まるでちがう方向に大きくはなれていること。

    例文:兄は食べ方が両極端で、たくさん食べるか、まったく食べないかだ。

  8. 理路整然りろせいぜん

    話のすじ道がきちんと通っていて、乱れがないようす。

    例文:かれは自分の意見を理路整然と説明したので、みんなが納得した。

  9. 臨機応変りんきおうへん

    その場のようすに合わせて、やり方をかえて対応すること。

    例文:雨がふってきたので、臨機応変に予定を室内の遊びに変えた。

  10. 臨場感りんじょうかん

    まるでその場にいるように感じられる、真にせまった感じ。

    例文:大きな画面で見る映画は、臨場感があって引きこまれた。

  11. 劣等感れっとうかん

    自分は人よりおとっていると思って、つらく感じる気持ち。

    例文:兄と比べられるたびに、弟は強い劣等感をいだいていた。

  12. 老婆心ろうばしん

    相手のためを思って、必要以上にあれこれ心配し、世話をやこうとする気持ち。

    例文:老婆心ながら、出かける前にかぎを確かめたほうがいいと思うよ。

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