分詞は、動詞を形容詞のように使って名詞を説明したり、文全体に情報を付け足したりする働きをします。現在分詞(-ing)は「〜している/〜させる」という能動・進行の意味を、過去分詞(-ed など)は「〜される/〜された」という受動・完了の意味を表します。名詞を前や後ろから修飾する用法に加え、感情を表す動詞の使い分けや、分詞構文として文頭で理由や状況を示す用法まで問われます。修飾する名詞と分詞の関係が「する側」か「される側」かを見抜くことが最大のポイントです。
Look at the baby in the small crib.
赤ちゃんが自分で「眠っている」ので、能動・進行を表す現在分詞 sleeping が正解です。名詞の前に置いて the sleeping baby(眠っている赤ちゃん)となります。過去分詞 slept では「眠らされた」となり意味が通りません。
Look at the boys soccer in the park.
the boys(少年たち)はサッカーを「している」側なので、現在分詞 playing が正解です。分詞が語句を伴うときは名詞の後ろから修飾し、the boys playing soccer で「サッカーをしている少年たち」となります。
The cake by my mother tasted wonderful.
ケーキは母によって「作られた」ものなので、受動を表す過去分詞 made が正解です。The cake made by my mother で「母が作ったケーキ」と後ろから名詞を説明します。現在分詞 making では「ケーキが作る」という誤った意味になります。
She had her photo at the famous studio.
have + 目的語 + 過去分詞で「(人に)〜してもらう」を表します。写真は「撮られる」側なので過去分詞 taken が正解です。原形 take では目的語との受動の関係を表せません。
out of the window, I noticed a beautiful rainbow.
文頭で「窓の外を見て」という状況を添える分詞構文です。主語 I は自分で「見る」側なので、能動を表す現在分詞 Looking が正解になります。過去分詞 Looked では受動の意味になり不適切です。
We found some old letters in a wooden box in the attic.
手紙は箱の中に「隠されていた」ものなので、受動を表す過去分詞 hidden が正解です。some old letters hidden in a box で「箱に隠された古い手紙」と後ろから修飾します。hiding では手紙が自ら隠れる意味になってしまいます。
He sat in his chair all afternoon.
sit(座る)に現在分詞を続けて「〜しながら座っている」という付帯状況を表します。彼は本を「読んでいる」側なので reading が正解です。sat reading で「座って本を読んでいた」となります。
in simple English, the book is easy.
本は易しい英語で「書かれている」ので、受動を表す過去分詞 Written で始まる分詞構文が正解です。Written in simple English は Because it is written in simple English を短くした形で、主語 the book との受動の関係が決め手になります。
He stood at the terrible scene before him.
感情を表す動詞は、人が「〜させられる」側なら過去分詞を使います。彼は目の前の光景に「衝撃を受けた」側なので shocked が正解です。現在分詞 shocking は「(人を)ぞっとさせるような」と物事の性質を表す語で、人の状態には使いません。
She spoke loudly to make herself .
make + 目的語 + 過去分詞で「〜を…される状態にする」を表します。herself(自分の声)は「聞かれる」側なので過去分詞 heard が正解です。make oneself heard で「自分の声を相手に届かせる」という定番表現になります。
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