動名詞は、動詞に -ing をつけて「〜すること」という名詞の働きをもたせた形です。文の主語や目的語、前置詞のあとに置いて使います。特に大切なのは、enjoy や finish、avoid など動名詞だけを目的語にとる動詞と、不定詞だけをとる動詞の見分けです。さらに、be good at や look forward to のように前置詞のあとでは必ず動名詞になる点や、remember doing と remember to do のような意味の違いも、順を追って練習していきます。
I really enjoy to music in my free time.
enjoy は動名詞だけを目的語にとる動詞なので、listening が正解です。to listen は使えません。「音楽を聞いて楽しむ」という意味になります。
She left the room without a word.
without は前置詞なので、あとには動名詞が続きます。saying が正解で、without saying a word で「一言も言わずに」という意味です。to say や動詞の原形は前置詞のあとに置けません。
She finished the report just before midnight.
finish は動名詞だけを目的語にとる動詞なので、writing が正解です。finish to write とは言えません。「書き終えた」という完了の意味になります。
She must writing her essay before she can go out; it is almost done.
空所のあとに動名詞 writing があり、「外出する前にエッセイを〜し終える/ほとんど終わっている」という文脈です。動名詞を目的語にとり、かつ意味が合う finish が正解です。start も動名詞をとれますが「ほとんど終わっている」に合いません。
Do you remember the new teacher at last year's party?
remember doing は「(過去に)〜したことを覚えている」という意味です。去年のパーティーで会ったという過去の出来事を思い出す文なので、meeting が正解です。remember to do は「これから〜するのを忘れない」で、この文脈には合いません。
My father is busy dinner in the kitchen right now.
be busy doing で「〜するのに忙しい」という意味を表します。preparing が正解で、「夕食を作るのに忙しい」となります。この表現でも to prepare は使いません。
He his dream of becoming a singer when he was thirty.
「歌手になる夢をあきらめた」という意味で、目的語 his dream をとって文が成り立つのは gave up です。give up は「あきらめる」で、あとに動名詞や名詞を続けられます。stopped や finished では意味が通りません。
It is no use over spilt milk.
It is no use doing で「〜してもむだだ」という決まった言い方です。crying が正解で、cry over spilt milk(こぼれたミルクを嘆く)は「済んだことを悔やむ」ということわざです。
I feel like a cup of hot tea.
feel like doing で「〜したい気がする」という意味を表します。having が正解で、feel like having a cup of hot tea は「温かいお茶を一杯飲みたい気分だ」となります。like は前置詞なので動名詞が続きます。
We object to treated so unfairly.
object to の to は前置詞なので、あとには動名詞が続きます。さらに「不当に扱われる」という受け身の意味なので、動名詞の受動態 being treated が正解です。to be treated とはなりません。
問題20問と解答・解説をまとめたA4プリントです。印刷して繰り返し練習できます。個人・家庭での学習用に無料でお使いいただけます。
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